JVMNEWSロゴ

HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事

■猫との暮らしを調査 株式会社TYL

2025-02-26 14:55 | 前の記事

「猫のためにテクノロジー製品を使用していますか?」

「猫との暮らしで最も心配なこと、心配になりそうなことは何ですか?」

株式会社TYLは、2025年2月21日、「猫との暮らしに関する意識調査」の結果を発表した(参照:株式会社TYL「ニュースリリース」)。2月22日の猫の日にあわせて行ったもの。

§調査概要

  • 調査テーマ:猫との暮らしに関する意識調査
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査対象者:猫の飼い主 436名
  • 調査実施日:2025年2月10日~2025年2月17日
  • 調査主体:株式会社TYL

・月々の支出は

「月々の支出はどのくらいですか?」と質問したところ、過半数を超える57.6%の方が10,000円未満と回答。最も多かった回答は5,000円~10,000円未満(33.7%)、次いで5,000円未満(23.9%)、10,000円~20,000円未満(18.3%)という結果となった。ペットはお金がかかると思われがちであるが、今回の調査で月々の支出が20,000円以上と答えたのはわずか8.3%という実態が見えてきた。

・理想的な猫の飼育環境は

「あなたが考える理想的な猫の飼育環境は何ですか?」と質問したところ、圧倒的多数の約7割が「完全室内飼育」(69.3%)と回答。そのほか、「室内と外の両方を行き来できる」(23.4%)、「主に屋外」(2.5%)、「わからない」(4.8%)という回答も見られた。

・最もこだわりたい・こだわっている猫用品

「猫用品について、最もこだわりたい・こだわっているものを1つ選んでください」と質問したところ、「フード」と答えた方が圧倒的に多く、ちょうど半数の50.0%という結果に。2位「トイレ用品」(16.7%)、3位「キャットタワー」(8.0%)、4位「爪とぎ」(5.3%)、5位「おもちゃ」(2.3%)などが続くが、飼い主の半数が食事にこだわって買い物をしていることが分かった。

・テクノロジー製品の使用

「猫のためにテクノロジー製品を使用していますか?使用しているもの、または、使用したいものをお選びください。」と質問したところ、「見守りカメラ」(38.3%)や「自動給餌器」(24.5%)、「自動トイレ」(17.4%)などを中心に普及が進んでいることがわかった。一方で、「使用していない/使用する予定はない」と回答した方も47.0%と半数近く見られたことから、テクノロジーの導入については意見が分かれる結果となった。

・猫との暮らしで起きる変化

「猫を迎えることで起きた変化、期待する変化は何ですか?」と質問したところ、1位「癒しやストレス解消」(56.7%)、2位「家族の絆の強化」(37.4%)、3位「生活リズムの改善」(24.3%)などの回答が見られた。特になし(11.0%)の回答を除外すると、9割以上の方が猫を飼うことによって日常生活全般にポジティブな影響を期待または実感していることが分かった。

・猫との暮らしで大切なもの

「猫との暮らしにおいて、最も大切だと思うことは何ですか?」と質問したところ、約4割の飼い主が「終生飼育の覚悟」(42.0%)、「快適な環境づくり」(38.5%)と回答。

・猫との暮らしでの心配事

「猫との暮らしで最も心配なこと、心配になりそうなことは何ですか?」と質問したところ、約4割の飼い主が「病気やケガへの対応」(37.4%)と回答。また「留守時の世話」(20.9%)、「高齢期の介護」(20.2%)などの回答が見られ、飼い猫の健康管理に関する不安要素が多い結果となった。そのほか、「家具や壁の傷」(7.8%)や「トイレのニオイ」(7.3%)といった回答も見られた。