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どうぶつの総合病院 専門医療&救急センターは、2024年12月20日、愛玩動物看護師の教育支援を目的としたセミナーを12月8日に開催したと発表した。
このセミナーは、愛玩動物看護師のスキル向上を支援することで、動物医療の質をさらに高めることを目的としている。今回は、「救急医療のABC~トリアージも入院管理も全てはABCから~」を講義が行われ、埼玉県内外から31名の参加者が集まった。
講師を務めたのはどうぶつの総合病院の救急科の責任者である中村俊獣医師。セミナーでは、救急医療の基本概念であるABC(A:Airway気道、B:Breathing呼吸、C:Circulation循環)を基軸に、トリアージに必要な知識の習得や実際の入院管理シートを活用した救急医療現場での実用方法の指導などが行われた。
「重症動物を前にした際の焦りを抑え、適切な処置をするためにABCを意識することで、冷静な判断と行動が可能になり、救急医療の現場で動物の命を救うカギとなる」との話に31名の参加者も熱心にメモを取りながら聴講していた。
]院内見学ツアーも実施され、救急医療センター(ER)での説明に参加者から積極的な質問があった。
セミナー参加者からは以下のような声が寄せられた。
「救急において大切な基礎を改めて学べて良かったです。」
「トリアージや外科麻酔管理など、今後また詳しく取り上げていただきたい」
「今回は救急について学べたので、今後は皮膚疾患や内分泌疾患について学びたい」
「動画も見せてもらいながらのセミナーだったのでとても分かりやすかったです。また参加させていただいて自身のスキルアップできればと思っています」
どうぶつの総合病院の次回「愛玩動物看護師セミナー」は2025年2月に開催予定。