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■家畜に流行の感染症 野生動物の脅威に

2024-11-26 14:24 | 前の記事 | 次の記事

国際獣疫事務局(WOAH)は、報告書「The impact of widespread animal diseases on wildlife」を発表した(Oct-Nov/2024 Newsletter)。

アフリカ豚コレラ熱(ASF)や高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)など、世界中の家畜に影響を及ぼしている感染症が、野生動物にも脅威を与えていると報告されている。

2024年上半期、55の国と地域から3,800件の野生動物感染症が報告され、11,500件以上の症例が登録された。これらの野生動物種の10%が絶滅の危機に瀕し、生物多様性に脅威を与え、また感染症の根絶を難しくしている。