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日本介助犬協会は、犬たちに感謝し偲ぶ機会として、慰霊祭を2024年10月20日に開催したと発表した。
介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~(愛知県長久手市)に補助犬慰霊碑があり、これまでに亡くなった協会に関わる犬や、訓練センターで暮らしていた猫が眠っている。2009年の訓練センター開所以来、同協会は毎年慰霊祭を開催している。
慰霊祭の中では、同協会職員が亡くなった犬たちの名前を読み上げ、それぞれの犬へ想いを込めて献花を行い、虹の橋を渡った犬たちに冥福を祈った。また、ご家族代表が挨拶をし、在りし日の犬たちとの思い出を述べられた。
肢体不自由者のパートナーとして、また、家族の一員として、天寿を全うし慰霊碑に眠る協会に関わった犬たちへの感謝と、この世に生を享けながらもわずかな時間でこの世を去った子犬たちの霊を慰め、祈りを捧げる式となった。
介助犬は59頭(2024年4月現在)が活動しており、盲導犬・聴導犬とともに身体障害者補助犬として、障がい者の自立や社会参加を促進する存在となっている。
社会福祉法人 日本介助犬協会では、現在、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング「犬の可能性は無限大!一歩踏み出すあなたのそばに(日本介助犬協会の活動支援)」を実施している。期間は12月31日まで。
また介助犬を知ることができる【シンシアの丘見学会】を行っている。次回の11月16日の応募は締め切られているが、その次の12月15日は現在、見学者を募集中である。
- 日時:2024年12月15日(日)14:00~16:00
- 場所:介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~
- 愛知県長久手市
- 内容:介助犬の歴史や日本での現状、PR犬による介助作業のデモンストレーションなど