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農林水産省では、11月の「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」にあわせ、「令和6年度 動物分野における薬剤耐性対策ミニセミナー」を開催する。11月~12月の平日19時からの1時間、7回にわたってオンラインで行われる。豚、水産、愛玩動物、乳用牛、肉用鶏、肉用牛(前・後編)と対象動物ごとに分けられたセミナーとなる。
聴講の対象は、獣医師、生産者、ペットの飼い主などで、関係者の理解を高めるのがねらい。
申し込み者は、期間限定でセミナーのアーカイブ配信もみることができる予定。
- 開催日時:2024年11月15日(金)19:00~20:00
- 11月19日(火)19:00~20:00
- 11月20日(水)19:00~20:00
- 11月21日(木)19:00~20:00
- 11月25日(月)19:00~20:00
- 12月6日(金)19:00~20:00
- 12月9日(月)19:00~20:00
- 形式:Zoomウェビナーによるリアルタイム配信
- 参加費:無料
- 申込み:https://forms.gle/gPHc5gNPFWuqzN8o9
- 問合せ:動物分野における薬剤耐性対策ミニセミナー事務局
- E-maii contact(アットマーク)grps.page
§11月15日(金)19:00~20:00【豚×呼吸器病】
- 農場の飼養衛生管理によるPRDC制御の事例
- 呉 克昌(一般社団法人日本養豚開業獣医師協会代表代行理事)
- 抗菌剤使用適正化に貢献した呼吸器病対策の事例
- 遠矢良平(宮崎県農業共済組合生産獣医療センター養豚生産獣医療課)
- 豚呼吸器複合感染症(PRDC)とワクチン-抗菌剤に依存しないPRDC対策-
- 平 修(一般財団法人日本生物科学研究所検査部次長)
§11月19日(火)19:00~20:00【水産分野】
- 水産分野における薬剤耐性(AMR)の情勢について
- 髙橋延之(農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課水産安全班)
- 水産分野における抗菌剤の使用を必要最小限とする魚病対策とその普及啓発活動
- 福田 穣(大分県水産養殖協議会事務局長)
- 海面養殖における衛生管理について
- 原川翔伍(愛媛県農林水産研究所水産研究センター魚類検査室主任)
§11月20日(水)19:00~20:00【愛玩動物×皮膚病】
- 伴侶動物分野における抗菌剤使用量と薬剤耐性の動向
- 松田真理(動物医薬品検査所動物分野AMRセンター)
- 犬の細菌性皮膚疾患における薬剤耐性の動向と対策
- 伊從慶太(株式会社1sec. 最高技術責任者)
- 動物病院における院内感染対策
- 笹岡一慶(北海道大学大学院獣医学研究院附属動物病院助教)
§11月21日(木)19:00~20:00【乳用牛×乳房炎】
- 牛乳房炎の診断と治療の考え方~薬剤耐性を考慮した効果的な治療法を模索して~
- 河合一洋(麻布大学獣医学部獣医学科獣医衛生学研究室教授)
- 乾乳期の選択的治療
- 菊 佳男(酪農学園大学農食環境学群循環農学類教授)
§11月25日(月)19:00~20:00【肉用鶏×大腸菌症】
- ブロイラーにおける大腸菌の薬剤耐性モニタリング
- 細井悠太(動物医薬品検査所動物分野AMRセンター)
- 鶏大腸菌症の病態と最近のトレンド
- 永井寿宗(株式会社ESAC 代表取締役)
- 大腸菌症の発生状況と対策、抗菌剤の慎重使用
- 橋本信一郎(株式会社ウェルファムフーズ防疫対策部会長兼宮城産業動物診療所長)
§12月6日(金)19:00~20:00【肉用牛×呼吸器病(前編)】
- 呼吸器病の発生状況について
- 古庄宏忠(農林水産省経営局保険監理官家畜班)
- 薬剤感受性に基づいたBRDCにおける抗菌剤治療
- 加藤敏英(株式会社微生物化学研究所学術課)
- 感染の背景にあるストレスや日和見感染に関する飼養方法に関するアプローチ
- 出口祐一郎(宮崎県農業共済組合生産獣医療センター生産獣医療課)
- BRDCワクチンと薬剤耐性対策」
- 荻窪恭明(動物医薬品検査所検査第一部長)
- BRDC対策におけるワクチンの活用
- 岡章生(株式会社微生物化学研究所動物医薬学術室学術課シニアテクニカルアドバイザー獣医師獣医学博士)