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国際協力機構は、2024年10月1日、JICA海外協力隊の2024年秋募集の受付を開始した。
- 応募受付：2024年10月1日(火)～ 10月31日(木)正午(日本時間)
- 詳細・受付：https://www.jica.go.jp/volunteer/index.html
- ブータン/国立動物病院
- 国内最大の動物病院で、病気や怪我を負った動物(主に犬や猫)の診療や治療、臨床検査を同僚と共に行う。それらを通じて同僚の知識、技術の向上を促すと共に、全国の獣医師を対象とした定期的なセミナー開催も期待される。獣医師、大卒(獣医学)、実務経験(5年以上)。
- ネパール/国立ワクチン生産研究所
- 国立ワクチン生産研究所で、家畜用ワクチン製造、特にCSF、LSD、家禽混合ワクチンにおける組織培養の技術に関する助言、支援を行う。配属先の人材育成に向けた標準作業手順書の開発を支援する。獣医師、修士(畜産学)、実務経験(10年以上)。ワクチン生産にかかる実務経験が必須。
- トンガ/畜産局畜産センター
- 農業・食料・林業省畜産局のクリニックで、豚、牛、犬や猫などに対して獣医診療を行うとともに、同僚に対して技術指導を行う。配属先を支援する動物愛護団体との協働も期待される。獣医師、大卒(獣医学)、実務経験(2年以上)。
- ボリビア/食糧安全・農業衛生機構 検査ユニット(SENASAG UNALAB)
- 配属先であるSENASAG検査部門は、動物衛生、植物衛生、食品安全技術部門を通じた管理・検査活動により、農業衛生・食品安全体制を管理することを目的としている。隊員は家畜伝染病等の血清診断の支援を実施。獣医師、大卒(獣医学)、実務経験(3年以上)。分子生物学を専門とする獣医師(必須)、分子生物学的分析経験(必須)。
- ネパール/国立動物飼料・家畜品質管理研究所
- 国立動物飼料・家畜品質管理研究所で、家畜用飼料や飼料サプリメントの栄養分析や品質管理かかる助言、支援を行う。配属先の人材育成に向けた標準作業手順書の開発を支援する。修士(化学)、実務経験(5年以上)。分析化学の実務経験が必要。
- パナマ/バル―職業技術高等学校
- 地方の農村にある、中高等職業訓練技術学校の高等部農業科で、農業技師である現地教員らと、家畜の効果的な飼育・生産管理技術や、新たな技術に関する知識の共有、交流を行いながら、生徒に対する授業や実習の質向上のサポートを行う。大卒(畜産学)、20～45歳。
- パナマ/アベル・タピエロ職業技術高等学校
- 地方の農村にある中高等職業技術学校の高等部農業科で、農業技師である現地教員らと、家畜の効果的な飼育・生産管理技術や、新たな技術に関する知識の共有、交流を行いながら、生徒に対する授業や実習の質向上のサポートを行う。大卒(畜産学)、20～45歳。
- パラグアイ/イタプア県庁農業生産局
- イタプア県内の小規模酪農家を巡回し、搾乳衛生や、冬期飼料の確保を含めた全般的な家畜飼料の改善に向けた助言を行う。可能な範囲で、小規模酪農家対象に研修や勉強会の企画・実施も期待される。大卒(畜産学)、実務経験(3年以上)。
- パラグアイ/コロニアス・ウニダス農業協同組合マリア・アウキシリアドーラ支店
- パラグアイ最大規模の農業協同組合の支店で、乳量の増加、乳質の向上と安定を目指して、技術普及員とともに組合員である中規模酪農家を巡回して繁殖管理、飼養管理、搾乳衛生等の指導や、生乳の品質調査を行う。大卒(畜産学)、実務経験(3年以上)。
- フィリピン/農業省フィリピン水牛センター(PCC)本部
- 水牛乳や肉類の製品化を促進し、付加価値を加えることで、農家の収益向上を目指す。ジェラートや乳飲料といった既存製品の品質改善、製造過程での衛生管理や加工技術の提案、チーズやジャーキーといった新製品の試作に協力する。大卒、実務経験(2年以上)、農学、畜産学等、食品加工関連の専攻が必須。乳製品の開発実務経験が必要。
§養蜂
- ブータン/国立畜産研究センター
- センター内にある養蜂場で、養蜂の管理方法や女王バチの育成、病害対策、ハチミツの品質向上などの研究を同僚と共に進める。養蜂家に対する技術指導に加え、養蜂マニュアルの改訂やハチミツを利用した加工品開発などが期待される。大卒(畜産学)、実務経験(5年以上)。
- フィジー/ナサウ・ユース・トレーニングセンター
- 農業技術の習得や、自営を目指す青年層を対象とした職業訓練センターで、養蜂の指導にあたり、将来的に配属先スタッフが養蜂技術を指導できるように協力する。養蜂のビジネスチャンスの可能性を一緒に考え、収益に繋がるよう支援する。実務経験(2年以上)。養蜂以外で家畜等の知識があるとなおよい。
§生態調査
- パラオ/コロール州政府保全・法執行部
- 世界遺産に登録されているロックアイランド全域の野鳥、海洋生物等多様な生態調査を同僚とともに実施しながら、調査・モニタリング等の手法に係る指導・助言を行う。またデータのデータベース化と分析手法について同僚の能力強化を支援する。大卒、 実務経験(2年以上)。エクセル、アクセスでのデータ管理経験必須。統計についての知識があることが望ましい。
§食品衛生
- ボリビア/食糧安全・農業衛生機構 検査ユニット(SENASAG UNALAB)
- 配属先であるSENASAG検査部門は、動物衛生、植物衛生、食品安全技術部門を通じた管理・検査により、農業衛生・食品安全体制を管理している。隊員はガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフを使用しての残留物質測定を支援する。大卒、実務経験(5年以上)、アジレントの液クロ、ガスクロ経験(必須)。
§公衆衛生(抜粋)
- 東ティモール/バウカウ県保健局
- 当国第2都市バウカウ県保健局で行われている住民への衛生管理のプロモーションを支援する。20～45歳。
- 東ティモール/エルメラ県保健局
- 地方のエルメラ県保健局で行われている地域保健活動を支援する。保健局の職員や現地ボランティアとともに、住民に対し健康増進や健康に関する知識や意識を向上させる活動を行う。20～45歳。
- ナミビア/キートマンズホープ役場
- ナミビア南部の町役場で、環境衛生課の一員として、地域の住民の衛生環境改善に関する活動を行う。自治体等での公衆衛生業務経験者が望ましい。20～45歳。
- ナミビア/マリエンタル役場
- ナミビア南部の町役場で、環境衛生課の一員として、地域の住民の衛生環境改善に関する活動を行う。自治体等での公衆衛生業務経験者が望ましい。20～45歳。
- ザンビア/ヘルスヘルプザンビア
- カウンターパートとともに地域の学校やコミュニティを訪問し、団体が作成した布ナプキンの配布活動をしながら、布ナプキンの使い方の指導や月経周期についての教育支援を行うことで、地域の健康意識向上に寄与する。大卒、公衆衛生に関する学位・実務経験。裁縫の知識があるとなおよい。女性。