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■豊橋市が動物愛護センター設置へ

2024-08-07 17:44 | 前の記事 | 次の記事

外観(イメージ図)

多目的ホール(イメージ図)

猫モデルルーム(イメージ図)

豊橋市は、2024年7月31日、豊橋市動物愛護センター(仮称)の建設が始まったと発表した。

7月3日に起工式が執り行われた。開所予定は2025年秋。場所は保健所・保健センター「ほいっぷ」隣接地で(豊橋市中野町字中原地内)、鉄筋コンクリート造、鉄骨造平家建で、延べ面積は997.58平方メートル。

浅井由崇市長は「人と動物が共生する住みよいまちを目指す豊橋市にとって、動物愛護センターは念願の施設。命を大切にする拠点にしたい。」とコメントした。

豊橋市動物愛護センター(仮称)は、動物愛護・ふれあい教室、しつけ方教室など、動物愛護に関する様々な啓発が実施される「多目的ホール」や、家庭の居室をイメージした部屋で猫の行動を観察しながら適正な飼育について指導する「猫モデルルーム」など、「命を育む・つなぐ・守る・支え合う」の4つのキーワードに対応した施設として、動物愛護に関する啓発、保護犬・猫の譲渡推進などの拠点となる。

総事業費は約9億8,000万円。このうち、動物用の医療機器や医薬品に係る費用、保護した動物の飼育のための備品に係る費用、工事費などの一部には、2023年10月~12月に実施したガバメントクラウドファンディングで寄せられた1,291万990円(448件)の寄付が活用される。

豊橋市は、2024年10月に市保健所で保護している犬や猫の暮らしぶりや動物愛護センター(仮称)の整備状況等を伝えるための「公式インスタグラム」を開設し、イベント告知やその様子などの情報も発信してきた。