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動物福祉目線の17の基準
厳格な審査プロセス
サイトイメージ
株式会社ペトリコウェルは、2024年5月21日、犬に優しい優良ブリーダーだけと繋がるマッチングサイト「Breeder Families」をリリースしたと発表した。
ユーザーが直接ブリーダーから犬を迎えることができる。直接迎えることで、子犬への負担が少ない、情報の透明性が高いといったメリットがある。
同サイトでは信頼できるブリーダーを厳選するために、動物専門家と協力し、「動物福祉目線の17」の選定基準と「厳格な審査プロセス」を体系化した。
動物福祉の観点で体系的に整理された「動物福祉目線の17の選定基準」は、法令を満たしているのは当然として、
- (1)少数の犬種に集中(3種程度)
- (2)ミックス犬を繁殖しない
- (3)ペットショップ等を使わない
- (4)耳や尻尾を切らない
- (5)見た目以上に健康を重視
- (6)引退犬も大切に
の絶対基準と11個の総合基準をもとにブリーダーを選定する。
また初回審査のみならず、継続審査が厳格に行われる。初回審査では、書面審査、ヒアリング、犬舎確認を行い、上記選定基準をどこまで満たしているか、正確な情報を提供しているかをチェック。継続審査では、プロダクトを使ったチェックやユーザーへの書類提出の義務づけ、定期的なヒアリング等が行われる。
選ばれたブリーダについては、素晴らしいと判断された部分にタグを付与し、可視化。さらに、ブリーダー詳細画面では、付与したタグに関する具体的な内容も掲載し、ブリーダーのこだわりや価値がみてとれる。
一般ユーザーは、無料でサイトを利用できる。「ブリーダー＋子犬」のセットで検索結果を表示できる。また、「お迎え」までの過程においては、空輸禁止や、近隣預かりサービスの実施なしなど犬の健康が優先されている。
株式会社ペトリコウェルは2024年4月24日に設立され、「Breeder Families」の運営を事業とする会社。代表取締役社長は吉村貴幸氏。
5月23日時点で「Breeder Families」には、南関東・北関東・甲信、3件のブリーダーのトイプードルとミニチュアダックスフンドが掲載されている。