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■北米での高病原性鳥インフルエンザの発生

2024-05-23 14:29 | 前の記事 | 次の記事

「北米の家きんにおける高病原性鳥インフルエンザの発生状況(2024年5月14日)」

「世界における家きんの高病原性鳥インフルエンザ発生状況(2024年5月21日)」

農林水産省は、2024年5月14日、「北米の家きんにおける高病原性鳥インフルエンザの発生状況」の情報を更新した。

2023年10月以降、家禽農場の発生は、米国298件(32,100,895羽処分)、カナダ95件(3,652,000羽処分)となっている。

また乳用牛も感染する事態となっており、そこから人へ感染も懸念され(参照:JVM NEWS2024-05-14「酪農家が高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染 米国」)、農林水産省動物衛生課は4月3日、各都道府県の家畜衛生担当部局に「米国の乳牛における高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)への感染事例について」(公益社団法人中央畜産会のWebサイトより)を通知し、さらに関係団体に向けても情報を提供した。通知には状況の解説や米国農務省発表内容がまとめられている。

米国では一般の人への健康リスクは低いとされ、日本で牛への感染は認められていない。

また農林水産省は5月21日に「世界における家きんの高病原性鳥インフルエンザ発生状況」も更新した。