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国際協力機構は、2024年5月17日、JICA海外協力隊の2024年春募集の受付を開始した。
- 応募受付:2024年5月17日(金)~ 2024年7月1日(月)正午(日本時間)
- 詳細・受付:https://www.jica.go.jp/volunteer/index.html
- ブータン/国立動物病院
- 動物病院において、病気やケガを負った動物(主に犬や猫)の診療や治療を同僚と共に行う。それらを通じて同僚の知識、技術の向上を促すと共に、全国の獣医師を対象とした定期的なセミナー開催も期待される。獣医師、大卒(獣医学)、実務経験5年以上。
- キリバス/畜産局 家畜・動物健康課
- 配属先、家畜生産・動物福祉課で、鶏と豚の繁殖成績向上や生産性向上への助言や家畜への医療サービス業務を行う。また、豚、鶏等の動物用医薬品管理指導や家畜疾病発生状況や予防対策にかかる調査、動物性製品の輸入検疫への協力なども実施する。獣医師、修士(獣医学)、実務経験2年以上。20~45歳のみ。
- ボリビア/食糧安全・農業衛生機構 検査ユニット
- 配属先である検査ユニットは、動物衛生、植物衛生、食品安全技術部門を通じた管理・検査活動により、農業衛生・食品安全体制を管理することを目的としている。隊員は家畜伝染病等の血清診断についての支援を実施する。獣医師、大卒(獣医学)、実務経験3年以上、分子生物学を専門とする獣医師、分子生物学的分析経験。
- フィリピン/ビコール酪農協同組合連合
- 配属先はルソン島南部のビコール地域にある酪農協同組合連合で、独自の工場で加工する生乳生産量の増加を目指して、組合員の酪農家および設立予定の酪農場での家畜の健康管理、農場管理の改善に協力する。大卒(畜産学)、実務経験3年以上。学部 : 酪農、畜産、獣医学等。家畜人工授精・獣医師資格等があるとなお良い。20~45歳のみ。
- ブータン/国立家畜栄養研究開発センター
- ブータン中央に位置する県の国立家畜栄養研究開発センターのラボラトリーにて家畜飼料の検査、分析を行い、飼料の安全性について助言を行う。また同僚に高速液体クロマトグラフを使用した検査方法を指導する。大卒、実務経験3年以上。HPLCを用いた検査経験は必須。 家畜飼料の検査経験は必須。20~45歳のみ。
- ネパール/国立家畜改良事務所
- 国内唯一の家畜改良機関において、牛および水牛の人工授精用凍結精液の生産性、質の向上を支援する。また、全国の人工授精技術者および農民を対象とした研修内容の改善に関する助言も期待されている。大卒(畜産学または獣医学)、実務経験5年以上。
- パプアニューギニア/パプアニューギニア天然資源環境大学ポポンデッタキャンパス
- 地方の農業大学で、現地教員が実施する畜産実習(馬、牛、豚、鶏)の支援を行うとともに、畜産に関する新しい知識・技術を同僚に共有し、実習授業と飼育環境の改善に協力する。大卒(畜産学)、実務経験2年以上。男性。
- ニカラグア/INATEC 農牧林業課
- 国家技術庁(INATEC)の農牧林業課において、関連する技術指導センター(全国18か所)で実施される、主に畜産業を対象とする職業訓練コースの改善や教員の指導力向上のための活動を行う。家畜人工授精師、大卒(畜産学)、実務経験5年以上。
- パナマ/パナマ大学畜産業改善プロジェクト事務所ラ・ポルセラナ農場
- 大学の畜産改善プロジェクトにて、同プロジェクト農場周辺地域の畜産農家への訪問調査、技術指導支援に携わりながら、畜産農家がより効率的に技術を取り入れ、その普及、定着が進むよう、セミナー等指導方法改善サポートを行う。大卒(畜産学)、実務経験2年以上。技術普及活動に携わった経験があれば尚良い。20~45歳のみ。
- ボリビア/コロニアピライ財団
- 配属先は、農牧生産と学生教育を行う機関。鶏、豚、牛を飼育しており、施設内の家畜への栄養改善および家畜用配合飼料製造工場に対して改善のアドバイスを行う。専門学校卒(畜産学)、実務経験2年以上。大学卒(畜産関係)であるとなおよい。20~45歳のみ。
- ボツワナ/トゥト・ボスワ リハビリテーションセンター
- 首都から南東に約40kmの町にあるNGOで、学習障害や知的障害を持つ若者に職業訓練として家畜飼育を中心に指導する。また、同僚とともに飼育設備のメンテナンスや業務スケジュールの作成、飼料の配合や繁殖計画の作成も支援する。専門学校卒または大卒(農学系/畜産系)、実務経験2年以上。
- タンザニア/チャリンゼ県庁畜産水産課
- 周辺の郡事務所を巡回し、郡の畜産コーディネーターと協力して畜産農家への助言などを行う。適切な飼育方法によって生産性を上げ、また利益率を高める工夫をすることで畜産農家の生活が向上することを目指す。短大卒(畜産学)、実務経験3年以上。20~45歳のみ。
- ザンビア/天然資源開発短期大学
- 首都ルサカにある農業短期大学にて、学生に向けた動物科学の理論、実践的な知識と技術の指導を行う。また、牧場の適切な運営・管理の指導も期待されている。その他、配属先が抱える課題解決に向けた支援に取り組む。大卒(畜産学)、実務経験2年以上。
- ザンビア/ニンバ郡家畜事務所
- 首都ルサカから東へ約300kmに位置するニンバ郡家畜事務所にて、地域の畜産農家約15,000世帯を対象に畜産改良普及に取り組む。また、畜産農家が抱えている課題解決に向けた支援も期待されている。短大卒(畜産学)、実務経験2年以上。
- ジンバブエ/科学・産業研究開発センター
- ジンバブエの産業界のニーズや社会課題の解決に向けた研究開発を行う公的機関において、家畜飼料の研究開発をサポートする。ラボ等において、隊員に不慣れな機材があった場合、配属先が使い方の指導についてサポートしてくれる予定。大卒、実務経験3年以上。
- モザンビーク/ショクエ農業専門学校
- 地方の農業・畜産分野職業訓練校にて、中等教育前期(8~10学年)を修了した16歳以上の学生を対象に、畜産実習ならびに授業を行うとともに、畜産に関わる新たな知識・技術を同僚教員に紹介し、実習授業と講義の改善に協力する。大卒(畜産学)、指導経験2年以上。20~45歳のみ。
- ブータン/ブムタン県庁畜産部門
- 県内に9つある乳製品加工施設を訪問し、現状把握および課題抽出を同僚と共に行う。また、同施設で加工可能な、付加価値のある新製品の開発支援および既存製品の品質向上のアドバイスが求められている。大卒(畜産学)、実務経験5年以上。20~45歳のみ。
- ウガンダ/ビショップ・スチュアート大学
- 大学の畜産学科でより効果的な、理解が深まる実習方法を大学講師に提案また指導を行い、学生の実習補助を行う。また、近隣の農家が対象のコミュニティ開発実習の補助も行う。フィールドワーク(現地調査、研究)経験。
- ザンビア/カシシ農業研修センター
- 農業研修センター内の乳製品加工部門にて、配属先同僚に対し乳製品加工に関する指導、小規模農家に対する研修を行う。また、畜産部門における乳牛の搾乳に対する指導や牛群の管理等も行う。隊員の得意分野を生かした活動が期待されている。大卒(畜産学)、実務経験3年以上。
- パラオ/エビールソサイアティ インク
- 女性零細漁民の生計向上支援のため実施されているナマコの種苗生産・放流事業において、ナマコの生態調査を同僚と実施しながら同僚の能力強化を支援すると共に、調査データの分析を通し持続可能なナマコ漁の検討等を行う。大卒、実務経験2年以上。 海洋生物の生態調査に係る経験。動物の個体群動態、個体数調査法に係る知識。20~45歳のみ。
- セントルシア/水資源管理局
- セントルシア国内全域の水資源管理を行っている機関で、川辺の水生生物(魚、水生昆虫、両生爬虫類等)を調査し、基礎データの採集やその分析、調査手法などをOJTを通じて同僚へ指導し、生物環境保全に資する活動を展開する。大卒(環境科学)、実務経験2年以上。生物学、環境生態学、農学、動物科学等、水質検査の経験。
- ボリビア/食糧安全・農業衛生機構 検査ユニット
- 配属先である検査ユニットは、動物衛生、植物衛生、食品安全技術部門を通じた管理・検査により、農業衛生・食品安全体制を管理している。隊員はガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフを使用しての残留物質測定を支援する。大卒、実務経験5年以上。アジレントの液クロ、ガスクロ経験。