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株式会社HIROTSUバイオサイエンスは、2024年2月29日、「N-NOSE わんちゃん」利用後のがん発見率速報値を発表した(参照:株式会社HIROTSUバイオサイエンスPress Release 「N-NOSE わんちゃん」利用後のがん発見率速報値を公表)。アニコム損害保険株式会社の保険金請求情報に基づき「N-NOSE わんちゃん」利用後の請求データから、がん発見率(「腫瘍での手術の保険金請求があること」「5回以上腫瘍での継続的な保険金請求があること」に当てはまる請求があった頭数の割合)を検証したもの。
アニコム損害保険株式会社のペット保険契約者で「N-NOSE わんちゃん」利用者のうち、2023年6月中旬~9月中旬までに判定結果を送付した883件について、「実際に腫瘍治療を行ったか」の調査を行った。
まとめられた調査報告は以下の通り。
- 「N-NOSE わんちゃん」受検者883件のうち、腫瘍治療が実施され、保険金請求が行われたのは22件(2.5%)
- 低リスク(A,B)では1.2%、中リスク(C)では3.6%、高リスク(D,E)では6.3%となった
- 各リスク判定ごとに確認すると判定結果Aの腫瘍発見率が1.1%に対し、判定結果Eの発見率は14.9%となり約13.5倍となった