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日本大学生物資源科学部の細谷忠嗣先生が代表を務める「と体給餌利用促進コンソーシアム」は、2023年11月21日、オンラインセミナー「有害捕獲獣を北海道の動物園で屠体給餌する際に留意すべき感染症とその対策‐特に寄生虫病を想定した事例について」を開催する。
細谷先生は「Wild meǽt Zoo」の活動も行っている。Wild meǽt Zooは、日本の里山と動物園をつなぐ活動をしている団体。捕獲されたシカやイノシシを用いて動物園で飼育されている動物のQOLを高める活動を行っている。同団体は「野生動物由来の屠体給餌マニュアル」(伴 和幸 監修)を作成し公開している。しかし、不適切な方法での給餌が実施されている例もあり、「と体給餌利用促進コンソーシアム」はセミナーの開催などで啓発活動を行っている。
当日は野生動物を用いた屠体給餌に伴うバイオリスクとその管理方法について、野生動物医学の研究者が解説する。
- 日時:2023年11月21日(火)17:00~18:30
- 内容:
- 捕獲個体を用いた屠体給餌:地域における獣害問題と動物園の動物福祉をつなぐ取り組み
- 細谷忠嗣(日本大学生物資源科学部/Wild meǽt Zoo)
- 有害捕獲獣を北海道の動物園で屠体給餌する際に留意すべき感染症とその対策‐特に寄生虫病を想定した事例について
- 浅川満彦(酪農学園大学獣医学類)
- 対象:動物園・水族館等で野生動物の飼育・治療等を担当されている方
- 申込み:https://docs.google.com/forms/d/1EbWey-QkAXbo3aHo1R683Fub8bUY-4J0XyCPFYje1fQ/edit
- 申込み期限:2023年11月20日(月)17:00