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綿半トレーディング株式会社は、2023年6月23日、株式会社エヌ・ビー・エルとキラヤサポニン配合飼料による鳥インフルエンザ感染予防効果の可能性を検討する共同研究を開始すると発表した。
株式会社エヌ・ビー・エルは、鶏と卵の研究所として「日本のたまごの未来のため採卵養鶏業界の調査・研究部門を目指して世界の情報を収集し、私たちの未来に活かす」ことを目的としている。
綿半トレーディング株式会社で取り扱っているキラヤおよびユッカ製品は、中南米に生育している植物が由来であり、海外では飲料や飼料添加物として使用され、近年キラヤはコロナウイルスワクチンのアジュバントの活用でも注目されている植物抽出物。
綿半トレーディング株式会社は、キラヤサポニン特性に着目し、鶏と卵の研究所の所⾧である京都女子大学の八田 一教授の協力のもとキラヤサポニン配合飼料による鳥インフルエンザ感染予防効果をバイオセーフティーレベル3(BSL3)実験室で開始した。
綿半トレーディング株式会社では2022年よりチリ産の植物キラヤ(約85%)とメキシコ産の植物ユッカ(約15%)を混合した「Nutrafito Plus」の販売開始をしており、家畜の飼料効率の向上、アンモニア臭気の軽減、抗菌性物質の代替としても期待されている。海外では家畜の飼料添加としての長い実績がある。同社は「Nutrafito Plus」のサンプル提供等について、「気軽にお問い合わせ下さい」とコメントしている。
- 「Nutrafito Plus」の詳細・サンプル提供等の問合せ:
- https://tr.organic-materials.com/food/2129/