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一般社団法人日本MA-T工業会は、2023年6月21日、アニコム損害保険株式会社とともに、「MA-T」を活用したペットの歯周病予防や口腔内環境改善をはじめとする健康維持・増進を目的とした取組みを開始すると発表した。一般社団法人日本MA-T工業会は、各分野を代表する企業を中心に約100社・8団体が加盟し、「MA-T」に関する研究開発や社会実装を進めている。アニコム損害保険株式会社が加盟したことにより、今回の取組みが開始されることになった。
「MA-T」とは日本が生んだ革新的な酸化制御技術。除菌消臭・医療・食品衛生・農業・表面酸化・エネルギーなど幅広い分野での活用が可能。
除菌消臭分野においてこの技術を活用した水溶液が「要時生成型亜塩素酸イオン水溶液」と呼ばれ、高い安全性と高い効果を両立している。この水溶液はほぼ水の状態であるが、細菌やウイルスに触れると必要な量だけ水性ラジカルを水中で生成する。反応性の高い水性ラジカルが細菌やウイルスを分解することで優れた除菌作用を発揮し、再びほぼ水の状態に戻る。
医薬分野ではは抗がん剤が臨床試験のフェーズに入っている。表面酸化分野では各企業にて接着・メッキ・塗装など幅広い研究開発が進んでいる。またエネルギー分野においてはバイオメタンガスから常温常圧下でメタノールを生成する技術の社会実装を目指すなど、様々な分野での「MA-T System」の活用が進められている。
「MA-T」のメカニズムを採用した製品は国内航空会社をはじめ病院・歯科医院・介護施設・自治体・プロ野球球団・劇団・遊園地・ホテル・ゴルフ場などで活用されている。