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ダイヤ工業株式会社は、2023年6月6日、グループ企業の動物用サポーターメーカー、株式会社anifullが、福岡市のマリンワールド海の中道のペンギン専用サポーターを5月に開発したと発表した。サポーターは足の甲を保護し、足先の引き上げをサポートする。
マリンワールド海の中道のケープペンギン、ライム(15歳、雌)は、2023年4月頃に足先を引きずって歩く動作が見られるようになった。その動作が見られるようになった初期は、歩行の際に足の甲を返すことができずに引きずっていたため、足の甲が擦れてしまっていた。そこで足の甲の保護と足先の引き上げを目的としたサポーターの製作を検討し、動物用サポーターメーカーの株式会社anifullと繋がり、今回のペンギン専用サポーターの開発となった。
株式会社anifullは、主に犬用のサポーターを開発しているが、様々なサイズの犬や犬以外の動物にも対応できるようにオーダーメイドのサポーター製作も行っている。
今回の製品は全長10cmでペンギンの足に合わせた設計。水かきのあるペンギンの足にもフィットするよう、立体的な形状。本体の生地はクッション性のある滑り止め素材を採用し、長時間装着してもズレにくく、足の甲を保護できる。また、取り外し可能な低伸縮の緑色のサポートベルトにより、その時の状態に合わせて足先の引き上げの調節を行うことができる。