JVMNEWSロゴ

HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事

■鳥インフルエンザの発生動向 2022年12月

2023-01-24 16:02 | 前の記事 | 次の記事

2022年12月の鳥インフルエンザに関わる農林水産省と環境省の報道発表をまとめた。詳細は以下のサイトを参照のこと。

  • 12月1日(家禽22例目):
  • 鳥取県鳥取市の家禽農場(採卵鶏約11万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。11月30日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鳥取県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月1日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月5日に防疫処置が完了している。
  • 12月1日:家禽22例目の発生により、環境省は鳥取県鳥取市の農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月2日(家禽23例目):
  • 鹿児島県出水市の家禽農場(採卵鶏約12万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月1日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月2日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月5日に防疫処置が完了している。
  • 12月2日:家禽20例目(福島県伊達市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月4日:家禽8例目(和歌山県白浜町)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月4日(家禽24例目):
  • 鹿児島県出水市の家禽農場(採卵鶏約3.4万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月3日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月4日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月6日に防疫処置が完了している。
  • 12月5日:家禽6例目(北海道伊達市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月5日(家禽25例目):
  • 愛知県豊橋市の家禽農場(採卵鶏約31万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月4日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、愛知県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月5日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月15日に防疫処置が完了している。
  • 12月5日:家禽25例目の発生により、環境省は愛知県豊橋市の農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月5日:環境省は野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)の2022年10月分の結果を発表。1道1府1県で190個の糞便を採取して検査。高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されなかった。
  • 12月5日:家禽21例目(和歌山県和歌山市)と家禽22例目(鳥取県鳥取市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月6日(家禽26例目):
  • 佐賀県武雄市の家禽農場(採卵鶏約3万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月5日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、佐賀県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月6日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月7日に防疫処置が完了している。
  • 12月1日:家禽26例目の発生により、環境省は佐賀県武雄市の農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月6日:家禽23例目(鹿児島県出水市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月6日:沖縄県うるま市で11月30日回収された死亡個体(ハシビロガモ5羽)の遺伝子検査結果がA型陽性(3羽を検査し、うち1羽が陽性)であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所のリアルタイムPCR法により12月7日に陰性と判定。野鳥監視重点区域の指定を解除。
  • 12月7日:家禽9例目(兵庫県たつの市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月7日(家禽27例目):
  • 鹿児島県出水市の家禽農場(採卵鶏約6万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月6日に異常がみられるとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月7日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月14日に防疫処置が完了している。
  • 12月7日(家禽28例目):
  • 福島県飯舘村の家禽農場(採卵鶏約10万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月6日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、福島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月7日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月11日に防疫処置が完了している。
  • 12月7日:家禽24例目(鹿児島県出水市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月7日(野鳥101例目):
  • 北海道厚真町で12月2日回収された死亡個体(ハヤブサ1羽)の遺伝子検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月9日に発表。
  • 12月7日(飼養鳥3例目):
  • 和歌山県白浜町の飼養施設で、衰弱したチリーフラミンゴ1羽のリアルタイムPCRによる検査結果がH5亜型陽性であったと環境省が発表。同飼養施設の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月9日に発表。
  • 12月7日(飼養鳥4例目):
  • 福岡県福岡市の飼養施設で、衰弱したコブハクチョウ1羽の簡易検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。同飼養施設の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月14日に発表。
  • 12月8日(家禽29例目):
  • 山形県鶴岡市の家禽農場(採卵鶏約2.7万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月7日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、山形県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月8日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。山形県庄内町に疫学関連農場(1農場、約4万羽)あり。両農場とも12月9日に防疫処置が完了している。
  • 12月8日(家禽30例目):
  • 鹿児島県出水市の家禽農場(採卵鶏約6.3万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月7日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月8日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月14日に防疫処置が完了している。
  • 12月8日(家禽31例目):
  • 愛知県豊橋市の家禽農場(アイガモ約1,000羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月7日に家禽25例目の周辺農場として愛知県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月8日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月9日に防疫処置が完了している。
  • 12月9日(家禽32例目):
  • 鹿児島県出水市の家禽農場(採卵鶏約22万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月8日に異常がみられるとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月9日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月14日に防疫処置が完了している。
  • 12月9日:家禽25例目(愛知県豊橋市)、家禽26例目(佐賀県武雄市)、家禽27例目(鹿児島県出水市)の遺伝子検査の結果が判明。いずれもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月10日:家禽5例目および7例目(いずれも岡山県倉敷市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月11日(家禽33例目):
  • 香川県三豊市の家禽農場(採卵鶏約8万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月10日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、香川県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月11日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月15日に防疫処置が完了している。
  • 12月11日(家禽34例目):
  • 鹿児島県出水市の家禽農場(採卵鶏約2.2万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月10日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月11日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。同市内に疫学関連農場(1農場、約7.4万羽)あり。12月15日に防疫処置が完了している。
  • 12月12日(野鳥108例目):
  • 静岡県浜松市で12月7日に回収された死亡個体(スズガモ1羽)の検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月14日に発表。
  • 12月13日:家禽28例目(福島県飯舘村)、家禽29例目(山形県鶴岡市)、家禽30例目(鹿児島県出水市)の遺伝子検査の結果が判明。いずれもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月13日(野鳥110例目):
  • 熊本県長洲町で12月9日に回収された死亡個体(クロツラヘラサギ1羽)の検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月14日に発表。
  • 12月14日:家禽12例目(宮崎県新富町)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月14日:家禽4例目(茨城県かすみがうら市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月14日:家禽32例目と家禽34例目(いずれも鹿児島県出水市)の遺伝子検査の結果が判明。いずれもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月15日(家禽35例目):
  • 青森県三沢市の家禽農場(採卵鶏約137万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月14日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、青森県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月15日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月30日に防疫処置が完了している。
  • 12月15日:家禽31例目(愛知県豊橋市)、家禽33例目(香川県三豊市)の遺伝子検査の結果が判明。いずれもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月15日(野鳥116例目):
  • 栃木県大田原市で12月9日に回収された死亡個体(オオハクチョウ1羽)の検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月16日に発表。
  • 12月15日(野鳥121例目):
  • 宮城県仙台市で12月14日に回収された衰弱個体(ハヤブサ1羽)の検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月21日に発表。
  • 12月16日:家禽11例目(新潟県阿賀町)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月16日:家禽13例目(青森県横浜町)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月16日:家禽16例目(宮城県気仙沼市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月16日(家禽36例目):
  • 広島県世羅町の家禽農場(採卵鶏約12万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月15日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、広島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月16日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月25日に防疫処置が完了している。
  • 12月16日:家禽36例目の発生により、環境省は広島県世羅町の農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月16日(家禽37例目):
  • 沖縄県金武町の家禽農場(採卵鶏約4.5万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月15日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、沖縄県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月16日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月21日に防疫処置が完了している。
  • 12月16日:家禽37例目の発生により、環境省は沖縄県金武町の農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月16日(野鳥119例目):
  • 北海道浜頓別町で12月10日に回収された死亡個体(オオワシ1羽)の検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月20日に発表。
  • 12月17日(家禽38例目):
  • 埼玉県深谷市の家禽農場(採卵鶏約19.4万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月16日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、埼玉県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月17日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月23日に防疫処置が完了している。
  • 12月17日:家禽38例目の発生により、環境省は埼玉県深谷市の農場の周辺半径10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 12月17日(飼養鳥5例目):
  • 千葉県館山市の飼養施設で、死亡したコブハクチョウ1羽の簡易検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。同飼養施設の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月21日に発表。
  • 12月18日:家禽14例目および15例目(いずれも香川県観音寺市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月18日:家禽18例目(千葉県香取市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月18日(家禽39例目):
  • 鹿児島県南九州市の家禽農場(採卵鶏約3.5万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月17日に異常がみられるとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月18日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月20日に防疫処置が完了している。
  • 12月19日(家禽40例目):
  • 福岡県糸島市の家禽農場(採卵鶏約5.4万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月18日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、福岡県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月19日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月27日に防疫処置が完了している。
  • 12月19日(家禽41例目):
  • 鹿児島県阿久根市の家禽農場(採卵鶏約7万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月18日に異常がみられるとの通報を受け、福岡県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月19日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月24日に防疫処置が完了している。
  • 12月19日(家禽42例目):
  • 広島県世羅町の家禽農場(採卵鶏約18.7万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月18日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、広島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月19日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。1月7日に防疫処置が完了している。
  • 12月20日(家禽43例目):
  • 岡山県美咲町の家禽農場(アイガモ約2.3万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月19日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、岡山県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月20日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月24日に防疫処置が完了している。
  • 12月20日:家禽36例目(広島県世羅町)、家禽37例目(沖縄県金武町)の遺伝子検査の結果が判明。いずれもH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月21日(家禽44例目):
  • 宮崎県日向市の家禽農場(肉用鶏約5万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月20日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、宮崎県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月21日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。同市内に疫学関連農場(1農場、約10万羽)あり。12月22日に防疫処置が完了している。
  • 12月21日(家禽45例目):
  • 鹿児島県阿久根市の家禽農場(肉用鶏約3.7万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月20日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、鹿児島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月21日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月23日に防疫処置が完了している。
  • 12月21日:家禽38例目(埼玉県深谷市)、家禽42例目(広島県世羅町)、家禽40例目(福岡県糸島市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月22日:家禽20例目(福島県伊達市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月22日(家禽46例目):
  • 長崎県佐世保市の家禽農場(採卵鶏約2.7万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月21日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、佐賀県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月22日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月24日に防疫処置が完了している。
  • 12月22日(家禽47例目):
  • 茨城県笠間市の家禽農場(採卵鶏約117万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月21日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、茨城県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月22日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月25日に防疫処置が完了している。
  • 12月22日:家禽39例目(広鹿児島県南九州市)、家禽41例目(鹿児島県阿久根市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月22日:環境省は野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)の2022年11月分の結果を発表。1道2府27県で2,697個の糞便を採取して検査。高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されなかった。
  • 12月22日(飼養鳥6、7例目):
  • 埼玉県宮代町の飼養施設で、死亡したヘビクイワシおよび衰弱したコブハクチョウの簡易検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。同飼養施設の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと12月26日に発表。
  • 12月24日(飼養鳥8例目):
  • 埼玉県宮代町の飼養施設で、死亡したコブハクチョウの簡易検査結果がA型陽性であったと環境省が発表。
  • 国立環境研究所の確定検査でH5亜型が検出されたと1月4日に発表。
  • 12月23日:家禽35例目(青森県三沢市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月26日:家禽21例目(和歌山県和歌山市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月26日(家禽48例目):
  • 福岡県糸島市の家禽農場(採卵鶏約3.6万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月25日に死亡羽数が増加しているとの通報を受け、福岡県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月26日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。12月27日に防疫処置が完了している。
  • 12月26日:家禽43例目(岡山県美咲町)、家禽44例目(宮崎県日向市)、家禽45例目(鹿児島県阿久根市)、家禽46例目(長崎県佐世保市)、家禽47例目(茨城県笠間市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月27日:家禽22例目(鳥取県鳥取市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月27日(家禽49例目):
  • 広島県世羅町の家禽農場(採卵鶏約12.7万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月26日に異常がみられるとの通報を受け、広島県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月27日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。1月16日に防疫処置が完了している。
  • 12月28日:家禽48例目(福岡県糸島市)の遺伝子検査の結果が判明。H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザ。動物衛生研究部門が確定検査を実施。
  • 12月29日:家禽26例目(佐賀県武雄市)の発生で設定していた移動制限区域(発生施設から半径3km以内)を0時に解除。
  • 12月30日(家禽50例目):
  • 埼玉県狭山市の家禽農場(採卵鶏約13万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月29日に死亡羽数の増加がみられるとの通報を受け、埼玉県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月30日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。1月3日に防疫処置が完了している。
  • 12月30日(家禽51例目):
  • 広島県世羅町の家禽農場(採卵鶏約29万羽飼養)で、疑似患畜が確認されたと農林水産省が発表。12月29日に死亡羽数の増加がみられるとの通報を受け、埼玉県が農場に立入検査を実施。簡易検査で陽性。12月30日に遺伝子検査を実施し、疑似患畜と確定。1月17日に防疫処置が完了している。