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■ファームノートの社外取締役に女性社会起業家のウォン・ライヨン氏が就任

2022-12-12 15:17 | 前の記事 | 次の記事

酪農家を現地視察するウォン氏(右)

株式会社ファームノートホールディングスは、2022年11月29日の第6回定時株主総会において、新たな社外取締役としてウォン・ライヨン氏を選任し同日付で就任したと、12月8日に発表した。

§ウォン・ライヨン(黄 麗容)氏

企業のサステナビリティ推進コンサルタント・人材育成講師として、グローバル課題・社会課題への深い洞察や語学力を活かし、企業や教育機関に対してサステナビリティへの取組みについて助言をされている。マレーシア生まれ。同国のマラヤ大学を卒業後、ソニーのマレーシア法人に勤務。2013年9月、同国にてFirst Penguin Sdn.Bhd.を設立。ペナン女性発展局ボードメンバー。慶應義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士、横浜国立大学経営学博士号取得。日東電工株式会社 社外取締役(現任)、大学院大学至善館特任准教授。日本の保育士の国家資格も取得。

ウォン氏のコメント

酪農・畜産業は環境負荷の高いビジネスであると一般的には言われています。しかしながら、ファームノートの自社およびお客様の牧場を見学した際、その通念は覆されました。あらゆるところで、経営者から現場の従業員まで、DXおよび循環経済モデルを通じて、産業改革、環境負荷軽減の使命および具体的な取組みをされていることを知り、感銘を受けました。また、牛へのストレス軽減の環境整備、従業員も含むステークホルダーの意識変容のためのワークショップを、経営者自ら開催するなど、自然・人間・動物のサステナビリティを真に実現していることに感激しました。