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「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)第19回締約国会議」が、2022年11月14日~11月25日にパナマ共和国で開催された。結果概要を環境省が11月28日に発表した。
- 環境省プレスリリース:https://www.env.go.jp/press/press_00866.html
国際取引が規制される種を定めている附属書の改正が審議され、44件の提案(うち陸棲動物は30件)が採択された。環境省が紹介している陸棲動物に関する主な附属書改正の審議結果は、以下の通り。
- キガシラヒヨドリ:附属書Ⅱから附属書Ⅰへ移行。ただし発効は改正附属書の採択より12か月後。
- アデレードアオジタトカゲ:附属書Ⅲから附属書Ⅰへ移行。
- ニシキセタカガメ:附属書Ⅱから附属書Ⅰへ移行。
- モエギハコガメ:附属書Ⅱから附属書Ⅰへ移行。
- ドロガメ属全種:Kinosternon cora、K.vogtiは附属書Ⅰに掲載。その他の種は附属書Ⅱに掲載。
- リーススッポン:附属書Ⅱから附属書Ⅰへ移行。
- ツノトカゲ属全種:附属書Ⅱに掲載。
- アマガエルモドキ科全種:附属書Ⅱに掲載