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「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」(通称 ラムサール条約)の第14回締約国会議(COP14)が、2022年11月5日~13日に、中国・武漢とスイス・ジュネーブで開催される。
今回のテーマは「Wetlands Action for People and Nature(人と自然のための湿地行動)」。条約実施の進捗やCOP15までの約3か年の計画等が議論される。期間中には新潟県新潟市と鹿児島県出水市の「ラムサール条約湿地自治体認証制度」に基づく認証式が行われる。日本の自治体が認証を受けるのは2市が初めてのこと。
また、ガン類などの渡り鳥の休息地を確保するために「ふゆみずたんぼ」を提案し推進してきた「日本雁を保護する会」会長の呉地正行 氏が日本人として初めてラムサール賞ワイズユース(湿地の賢明な利用)部門を受賞した。同部門の日本人の受賞は初めて。ラムサール賞授賞式は、2022年11月7日にジュネーブのCICG国際会議センターで行われる。