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社会福祉法人日本介助犬協会は介助犬の同伴拒否が多い飲食店での認知度向上を目的に、日頃から同協会の支援をしているタリーズコーヒージャパン株式会社へ協力を仰ぎ、店内での介助犬受入れ動画を作成した。

「社会福祉法人日本介助犬協会YouTubeチャンネル」で公開されている動画「タリーズ従業員さま向けに介助犬の受入れ動画を作成しました！」(7:25)は新横浜の同協会本部事務所近くにあるタリーズ新横浜店にて撮影された。前半は介助犬使用者が来店された際にどのように対応したらよいのかの実例が紹介され、後半は身体障害者補助犬法の解説とよくある質問とその回答で構成されている。動画は文字解説も含めゆっくりと展開し、分かりやすい。その内容は施設での対応にとどまらず、社会常識として備えておくべきものと感じた。

タリーズコーヒージャパン株式会社では、従業員の介助犬受入れ教育としても同動画を使用する予定。

「身体障害者補助犬法」は2002年に制定され今年で20年目。同法により介助犬を含む補助犬が公共施設や公共交通機関はじめ不特定多数の人が利用する飲食店や宿泊施設等で同伴できることが定められている。しかし20年経った今でも認知度が低く、同伴拒否が無くならない実態がある。