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■「SoundTalks」全国で発売開始 ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン

2022-09-08 14:12 | 前の記事 | 次の記事

「SoundTalks」豚舎内設置イメージ

「SoundTalks」データの可視化(イメージ)。横軸はいずれも時間(日時)。上のグラフの縦軸:集音データに基づく飼育豚の呼吸器の健康状態指数。下のグラフの縦軸:温度・湿度の推移

ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社は、2022年8月29日、8月より離乳舎・肥育舎での豚群の咳音検知および豚舎環境のモニタリングシステム「SoundTalks」の全国展開を開始したと発表した。

  • 豚舎に設置したモニター機によって24時間365日集音された咳音データと豚舎内の温湿度データをクラウド上のサーバーに蓄積
  • AIアルゴリズムにより、農場独自の咳の発生状況に基づいて飼養豚群の咳の状態を、緑・黄・赤の3色で可視化して示すモニタリングシステム
  • 養豚生産者のユーザーは、スマートフォンアプリまたはコンピューターのWebサイトを介して、そのデータをいつでも、どこからでも参照することができる
  • 豚舎内ではモニター機自体に搭載されているLEDが豚群の咳の状態に応じて緑・黄・赤に点灯し、タイムリーで適切な飼養豚の健康管理が可能になる

ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社 代表取締役社長の長谷部裕之氏のコメント

「SoundTalks」の全国導入により、健康で安全な豚肉の提供に寄与することはもちろん、農林水産省が推奨するスマート農業の概念にのっとり、養豚生産者の作業の省力化・効率化をお手伝いし、少ない損失で継続的に健康で美味しい豚肉を生産するご支援ができることを嬉しく思います。これからも、このようなサービスを通じ、日本の養豚産業の関係者の方々や獣医師の先生方をさらにご支援してまいります。