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■「猫の熱中症週間予報」配信開始 アニコム

2022-06-24 17:05 | 前の記事 | 次の記事

猫の熱中症リスクをイラストで4段階に分け表示

猫の熱中症の発生傾向の分析

アニコム損害保険株式会社は、2022年6月23日、「猫の熱中症週間予報」を開始した。毎週木曜日にアニコムグループのSNS公式アカウントで配信される。「犬の熱中症週間予報」は4月から配信されている。

同社は2013年から「犬の熱中症週間予報」を配信してきた。 この度、株式会社ライフビジネスウェザーの鈴木勝博氏(気象予報士/獣医師)の協力で、同社の保険金請求データから猫の熱中症の発生傾向を分析し、猫のための熱中症週間予報の配信となった。全国主要10都市(札幌、仙台、新潟、東京、名古屋、大阪、広島、高知、福岡、那覇)の熱中症注意レベルを「やや注意」「注意」「警戒」「厳重警戒」の4段階に分け、猫のイラストで表示する。

また、同社は猫の熱中症の発生傾向の分析結果(集計対象は2019~2021年に寄せられた猫の熱中症に関する保険金請求データ222件)も公表した。

猫の熱中症は、5月から発生件数が増加し、梅雨明けの7月に急増。8月にピークを迎える。

天候別に見ると、「晴れ」の日が7割を占める。たとえ屋内飼育の猫でエアコンの効いた涼しい室内で過ごしていたとしても、強い日差しが差し込む日は注意が必要。

最高気温別に見ると、20℃台後半から急増し、33℃がピークになっている。地域別では東日本と西日本は全体的に同じ傾向となっている一方で、北日本では最高気温による差があまり見られなかった。