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馬の育成牧場を運営する株式会社エクワインレーシングは、2021年12月17日、業界初となる競走馬用低酸素トレーニングシステムを導入し、競走馬への高地トレーニングを開始したと発表した。
標高2,000~3,000m相当の低酸素トレーニングはliving low trainning highといわれ、毛細血管の発達、ミトコンドリアの活性化など筋肉だけでなく心肺機能を大幅に向上することができる。
高地で競走馬をトレーニングできる施設は国内にはない。
同社では株式会社SICの低酸素発生装置「HS6000」を複数台設置し、トレッドミルを囲む空間まるごとを高地状態にすることを実現した。
これにより、馬体に何も装着することなく標高2,000~3,000m相当の低酸素空間で、故障のリスクを格段に抑えた優れたトレッドミルトレーニングを行うことが可能になった。
株式会社エクワインレーシング
- 所在:北海道勇払郡むかわ町米原479番地2
- 代表:瀬瀬 賢(獣医師)
- 獣医師3名、騎乗スタッフ5名、厩舎スタッフ2名、計10人体制で約60頭の育成・休養馬の管理・調教を行っている。