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■子犬の骨折低減へ アイペット損害保険

2021-08-06 14:12 | 前の記事 | 次の記事

子犬の月齢別骨折発生割合の推移

アイペット損害保険株式会社は、2021年7月27日、子犬の骨折と月齢の相関性についての分析結果を発表した。契約者の保険金請求実績データに基づき、子犬の月齢別骨折発生割合を算出し分析したもの。

骨折で同社へ請求があった契約数を母数とし、発生時点の月齢別に割合を算出し分析。子犬の月齢別骨折発生割合の推移では、生後3か月から骨折が発生する割合が増加し、生後10か月では最も多い約20%まで上昇し、その後は割合が急激に減少している。その結果からも、家に迎えてからの1年間のうち、特に生後3か月から10か月までに骨折が起こりやすく、この時期は特に骨折対策が必要であるということが示唆された。

同社の獣医師スタッフは、骨折は事故疾患であり、しっかりと対策をしていれば防ぐことができるケガであるが、対策をしていても発生してしまうのは、「子犬や小型犬特有の骨の脆弱性」「子犬の未熟な判断力」「飼い主さまの知識不足」の3つの要因が挙げられるとしている。

飼い主が適切な知識を身に付けることによって、骨折の予防効果を向上させることができる。

§調査概要

  • 調査期間:2019年10月1日~2020年4月1日
  • 調査対象:調査期間中にペットショップ代理店経由申込みで補償開始した新規契約(うちの子プラス、うちの子ライト)の骨折発生時点の月齢別データ
  • 調査サンプル数:669件
  • 調査方法:骨折にて同社へ請求があった契約数を母数とし、発生時点の月齢別に割合を算出
  • 詳細:https://www.ipet-ins.com/info/28392/