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■食品安全委員会 令和3年度調査事業の3課題を公募

2021-07-16 12:11 | 前の記事 | 次の記事

内閣府食品安全委員会は、2021年7月12日、食品健康影響評価に係る情報収集のための「食品安全確保総合調査」として下記の3課題の公募を開始した。技術等提案書の提出期限は2021年8月12日(木)12:00。

  1. 特定の新規食品の安全性評価手法等に関する調査
    •  代替たんぱく質の安全性評価手法の検討に資するため、代替肉(植物原料をベースにした、食肉の代替となる食品)、培養肉(動物から筋肉細胞や幹細胞等を抽出し、培養器等で増殖させた食品)、昆虫食、昆虫由来飼料、その他代替たんぱく質食品に関する知見の収集及び整理を行う。
  2. 野生動物由来の食肉中のハザードに関する調査(文献調査)
    •  今後、野生動物由来の食肉の食品健康影響評価等を行うにあたり、参考となる国内外で捕獲・食用とされている野生動物由来の食肉中のハザードの実態に関する情報について文献を収集し、要約・整理・分析する。
  3. 化学物質のリスク評価における不確実係数の設定に関する調査
    •  体内動態や作用メカニズムを考慮したCHEMICAL-SPECIFIC ADJUSTMENT FACTORに関する国際機関や海外のリスク評価機関におけるガイダンスやその手法による化学物質(食品中の汚染物質、食品添加物、農薬等)の評価事例について、情報収集を行う。