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月刊誌「現代化学」最新号の7月号には、理化学研究所脳神経科学研究センター栄誉研究員の甘利俊一先生による「脳と人工知能」が掲載されている。同研究所が2021年4月17日に行った一般公開の講演内容をまとめたもので、人工知能について、またその歴史と脳との対比について、科学的にわかりやすく解説してある。これからの人工知能の使い方についても理知的に述べられている。人工知能の深層学習について、理論解明ができていないこともあるという、驚くべきことにも触れている。

東京農工大学の水谷哲也先生が原案・監修を務める朱戸アオさんの連載漫画「世界で一番美しいウイルス事件簿」は第4話。新展開となり、新たな人獣共通感染症の事件が起こる気配。

帝京科学大学の下岡ゆき子先生の連載「アマゾンにサルを追う」は、クモザルの子殺しのことが取り上げられているが、その犠牲となった子の写真はインパクト大。