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■犬の心拍状態(心拍数・自律神経推移)を活用した法人向けマーケティング支援サービス 株式会社ラングレス

2021-01-13 18:41 | 前の記事 | 次の記事

サービスのポイント

導入事例(海外獣医師によるペット福祉用機器開発)

株式会社ラングレスは、2021年1月5日、特定環境下における犬の心拍状態(心拍数・自律神経推移)を活用したマーケティング支援サービスを開始すると発表した。同社は愛犬のこころを読みとくデバイス「イヌパシー」を開発・販売している。

同社のセンサーは、毛皮の処置なしに心拍・心音を取得することができるとのこと。ノイズに極めて強く、体内の音声から心音のみを拾うことができる。そして取得した心拍情報を元に構築したアルゴリズムによって、対象の状態を可視化することが可能。すなわち「イヌパシー」の使用によって動物の研究、そして製品開発における課題となっているバイタルデータの取得が可能となる。

今回の犬の心拍状態を活用したマーケティング支援サービスは、「イヌパシー」を通して取得できる犬の心拍情報を法人向けにライセンス提供し、マーケティング戦略の立案をサポートするもの。各社は必要数の「イヌパシー」を購入し、効果的にデータを取得するための計測環境の設計やアルゴリズムの構築、解析データを踏まえたレポーティングなどを受けることができる。

同社は、生体情報の解析技術によってリアルタイムに心の動きを可視化し、言葉以外の新しいコミュニケーション方法を生み出すことを目指している。代表取締役CEO 山入端佳那さんとCTO 山口譲二さんは以下のコメント出している。

「ペット業界は、あらゆる業界の中でも、最終サービス受益者であるペットが自分の意見を伝えることのできない数少ない業界のひとつです。ペットの家族化が世界中で進んでいますが、本当に彼らにとって不快感なく利用できているサービスなのか犬を起点に考えたサービスの設計が今後さらに必要とされる時代になります。すでに複数のペット事業関係者や新規参入予定の事業会社が本サービスの導入を検討いただいており、ペットフード・サプリやペット用品・サービス領域の展開を目指していきたいと思っております」

  • 犬の心拍状態を活用したマーケティング支援サービスの問合せ:
  • E-mail sales(アットマーク)inupathy.com