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■豚熱(CSF) 9月の発生事例の詳細が発表される

2020-10-09 15:52 | 前の記事 | 次の記事

農林水産省は、2020年10月7日、第13回拡大CSF疫学調査チーム検討会を開催し、議事概要(https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/csf/attach/pdf/domestic-128.pdf)を発表した。9月26日に群馬県で確認された豚熱(CSF)発生事例の疫学調査結果の詳細が記載されている。

当該農場へのウイルスの侵入は7月末から8月中旬頃までに起こり、近隣の感染野生イノシシ由来のウイルスが車両や野生動物の出入りを介して農場に侵入し、さらに人や野生動物の出入りを介して豚舎内に侵入した可能性があるとしている。

拡大CSF疫学調査チームの委員は以下の通り(敬称略)。その他、臨時委員も討議に参加している。

  • 津田知幸(KMバイオロジクス株式会社 社長付技術顧問、牛豚等疾病小委 委員長) チーム長
  • 山川 睦(農研機構動物衛生研究部門 海外病研究統括監、牛豚等疾病小委 委員) チーム長代理
  • 山本健久(農研機構動物衛生研究部門 ウイルス・疫学研究領域 疫学ユニット長)
  • 林 省二(群馬県家畜衛生研究所 次長)
  • 山田 学(農研機構動物衛生研究部門 病態研究領域 病理ユニット)
  • 猪島康雄(岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科 食品環境衛生学研究室 教授)