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■アニコムと三重県が動物愛護の推進に向けた協定を締結

2020-02-18 11:35 | 前の記事 | 次の記事

アニコム ホールディングス株式会社 代表取締役の小森伸昭さん(左)と鈴木英敬 三重県知事(提供:アニコム ホールディングス株式会社)

アニコム ホールディングス株式会社(以下、アニコム)と三重県は、2020年2月13日、「動物愛護の推進等の連携に関する協定」を締結した。

アニコムと三重県は、「人と動物が安全・快適に共生できる社会」をめざし、動物愛護推進のために行う事業を通じ、地域の諸課題に適切に対応するとともに、活力ある個性豊かな地域社会の形成および県民サービスの向上を図っていく。

この協定の締結により、以下の取組みに向けた連携を開始する。

  1. 動物の殺処分ゼロに向けた取組み(動物の譲渡に関することを含む)
  2. 動物愛護推進等に関する普及啓発
  3. 動物の災害対策および災害時における支援活動等
  4. 動物の医療ならびに飼養管理等の技術およびデータの提供
  5. 人と動物双方の健康に関すること
  6. その他相互に連携が必要な業務

具体的には、殺処分ゼロに向けて、三重県が保護する犬や猫の情報を、アニコムグループの譲渡サイトへの掲載などを行う予定。

また、アニコムはメールマガジン等で、三重県の動物愛護の取組みに関する情報をペット保険の契約者に向けて配信するほか、三重県(動物愛護推進センター)が行うイベントなどで、動物愛護や人とペット双方の健康に関する啓発を協力して実施する。さらに防災セミナーの開催や、発災時にはアニコムが所有する災害用動物診療車を派遣することなども行っていく計画がある。

三重県は2017年5月に設立した三重県動物愛護推進センター「あすまいる」(http://www.pref.mie.lg.jp/ASMILE/index.htm)を拠点に、殺処分ゼロに向けた取組みや災害時の動物救護体制の整備などを進めている。