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国立研究開発法人日本医療研究開発機構は、2019年12月5日、東京大学医科学研究所が開発したエボラワクチンの第Ⅰ相臨床試験が開始されると発表した(https://www.amed.go.jp/news/release_20191205.html)。
第Ⅰ相臨床試験は、東京大学医科学研究所附属病院で実施される。このワクチンは、ウイルス遺伝子の一部を欠損した変異エボラウイルスをベースとしている不活化ワクチンで安全性が高く、複数のウイルス蛋白を含むため効果が高いことが期待される。
ワクチン開発研究グループのリーダーは同研究所教授の河岡義裕先生(http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/virology/aboutus2.html)であるが、河岡先生は北海道大学獣医学部出身の獣医師。