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全国動物管理関係事業所協議会は、2019年11月12日、13日の両日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルにて第29回全国会議を開催した。全国自治体の関係部署の先生方が集った。
1日目は「人獣共通感染症におけるワンヘルスについて」をテーマに馬原医院の馬原文彦先生と国立感染症研究所の前田 健先生の講演と協議事項の会議などが行われた。
2日目は狂犬病予防等及び動物愛護管理調査研究発表会と環境省と厚生労働省による特別講演、功労者表彰が行われた。
狂犬病予防等及び動物愛護管理調査研究発表会では全国から選ばれた19題が発表された。発表の主なテーマは、多頭飼育の問題、殺処分減少に向けての様々な取り組みであった。発表演題は審査、表彰された。審査結果は以下の通り。
§環境省自然環境局長賞
- 「協働事業による多頭飼育問題への取組」
- 金谷安利先生(滋賀県動物保護管理センター)
- 「テキストマイニングを用いたʻいのちを考えるʼ授業の検証~授業アンケートの自由記述を用いた計量テキスト分析~」
- 田中彰人先生(大阪市動物管理センター分室)
§厚生労働省健康局長賞
- 「ICT(情報通信技術)による遠隔監視・操作システムを活用した野犬対策について」
- 福家隆雄先生(香川県西讃保健所)
§全国動物管理関係事業所協議会会長賞
- 「動物愛護団体との協働によるʻもりおかニャンとも幸せプロジェクトʼの現状と課題について」
- 岩崎ささ子先生(盛岡市保健所)
- 「クラウドファンディングを活用した猫の殺処分数減少への取組」
- 佐々木友美先生(三重県医療保健部食品安全課)
- 「動物愛護団体と連携した猫の譲渡事業について」
- 佐藤佐十志先生(秋田市保健所)
- 「新潟市子猫預かりボランティア事業の効果について」
- 今野百治先生(新潟市動物愛護センター)
- 「猫の多頭飼育問題の対応策について~関係者との連携体制の確立に向けた取組について~
- 金子未央先生(新潟県動物愛護センター)
- 「関係機関等との連携による猫多頭飼育崩壊事例解決への取組」
- 瀬尾和加子先生(広島県動物愛護センター)