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厚生労働省は、2019年10月18日、東京・赤坂区民センター区民ホールで「令和元年度動物由来感染症対策技術研修会」を行った。都道府県や市、東京都の区などの自治体担当者が集まった。
今回の研修会の講義は以下の通り。
- 「SFTSに関する最新の知見について」
- 吉河智城先生(国立感染症研究所 ウイルス第一部)
- 「感染症数理モデルを利用した動物由来感染症の流行データ分析」
- 西浦 博先生(北海道大学大学院 医学研究院)
- 「温帯地域における蚊媒介感染症流行のリスク」
- 葛西真治先生(国立感染症研究所 昆虫医科学部)
- 「ダニ媒介感染症1~リケッチア感染症、日本紅斑熱、つつが虫病を中心に~」
- 安藤秀二先生(国立感染症研究所 ウイルス第一部)
- 「ボレリア感染症」
- 川端寛樹先生(国立感染症研究所 細菌第一部)
- 「東京オリンピック・パラリンピックに向けた蚊媒介感染症対策について」
- 坂井暁子先生(横浜市 健康福祉局生活衛生課)
- 「One Health ~島根県における動物由来感染症の現状から~」
- 田原研司先生(島根県 健康福祉部薬事衛生課)
なお、この研修会と「人と動物の共通感染症研究会学術集会」は、概ね日程が調整され、集まった先生方が翌日開催の「人と動物の共通感染症研究会学術集会」(https://buneido-shuppan.com/jvmnews/information/kaisai/kai20190625-01)に参加しやすいようにはかられている。