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■パラリンピックでの補助犬への対応 東京都獣医師会

2019-06-24 17:10 | 前の記事 | 次の記事

村中志朗会長。

 公益社団法人東京都獣医師会の総会が、2019年6月23日、都市センターホテルで行われた。

 冒頭の挨拶で村中志朗会長は2020年パラリンピックにおける補助犬についてふれた。

 現在の重要テーマはOne Healthであり、公益社団法人東京都医師会とも連携して事業に取り組んでいるところである。超高齢化社会を迎え、人の健康寿命の延伸に動物を介在させるのは大切なことで、重点的に取り組んでいきたい。東京都獣医師会では「心のバリアフリー」をスローガンに、「人と動物が幸せに暮らせる街東京」を推進している。来年のパラリンピックにおいては多くの補助犬が世界中からやってくることが予想される。公益財団法人日本補助犬協会、東京都医師会、東京都獣医師会の3団体でガイドラインを作成中である。東京都全域がカバーできるように、東京都獣医師会の会員の先生方全員にご協力いただきたい。

 ガイドラインには、犬の具合が悪くなった場合のみならず、使用者の具合が悪くなった場合などの対応も盛り込まれる。