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■発泡錠剤型鶏用生ワクチン 発売記念セミナーを開催

2019-05-24 18:13 | 前の記事 | 次の記事

IB生ワクチン「BI」H120ネオ

 ベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社と日本全薬工業株式会社は、2019年5月15日~23日の期間に、全国5都市(盛岡、東京、岡山、宮崎、鹿児島)において、「H120ネオ」の発売を記念する講演会を行った。全国で200名以上の生産者や獣医師などが参加した。

 新たに発売される『IB生ワクチン「BI」H120ネオ』は、伝染性気管支炎(IB)生ワクチン。従来より『IB生ワクチン「BI」H120』は販売されていたが、今回は発泡錠剤型にしたもの。主剤、投与経路(飲水、点眼点鼻)、貯蔵(2~8℃)は両剤に変わりはないが、『IB生ワクチン「BI」H120ネオ』には従来品に含まれている安定剤に加えて、賦形剤、滑沢剤が含まれる。

 『IB生ワクチン「BI」H120ネオ』は錠剤であるため、バイアルの従来品に比べて軽く、保管場所もとらない。使用者も安全に取り扱うことができ、調整も簡単(作業時間は1/4になると試算されている)でミスも起こりにくい。廃棄物も少なくなる。交差性も広い。

 すでに『IB生ワクチン「BI」H120ネオ』は、国から承認されており、販売を待つところとなっている。

 輸入元のベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパン株式会社の発泡錠剤型のネオシリーズのラインアップは、ニューカッスル病生ワクチン「アビVG/GAネオ」、水質改善発泡タブレット「ネオスタブ」に今回の製品が加わり3つとなる。販売元は日本全薬工業株式会社。