JVMNEWSロゴ

HOME >> 開催案内 一覧 >> 個別情報

■第1回Veterinary Social Work講座

| 前の記事 | 次の記事 |

 人間を対象とした社会福祉の課題における「動物問題」、すなわち人間と動物双方に支援の手を差し伸べなければならない状況に対応する領域を指す概念として、海外では「Veterinary Social Work(VSW)」という言葉が使われ、注目され始めている。

 日本でもこのような状況が表面化している中、これらの場面に実践で直面する可能性のある社会福祉専門職や動物保護の関係者は、VSWが対応すべき課題やトピックスについて基礎的な知識を蓄えておく必要性がある。人間とそのペットが共に生活に困難さを抱えており、セットで支援が必要な状況、または人間の生活の質を向上させるためにも動物への支援を視野に入れなければならない場面にはどのような事態が想定できるか、本講座ではVSWの様々なトピックスの基礎的な情報を提供する。

今回の講座で扱うトピックス(予定)

  • 動物虐待と対人暴力の連動性「LINK」の基礎知識
  • 海外におけるLINKの実践での活用例
  • 人間の福祉を脅かすアニマル・ホーディング
  • 高齢者と動物:動物が高齢者に与える恩恵および加齢に伴い飼育困難になる様々な事情とその対処方法
  • 講師:山崎恵子(ALRI代表理事)、山崎佐季子(ALRI理事)
  • 参加費:6,500円(税込)
  • 申込み・詳細:https://www.alri.jp/?mode=f33
  • 主催:一般社団法人アニマル・リテラシー総研(ALRI)
  •  http://www.alri.jp