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■どうぶつの総合病院 専門医療&救急センターがリハビリテーション科を新設

2026-10-08 17:53 掲載 | 前の記事 | 次の記事

バランスボールを用いたリハビリ

塩満佐矢香先生

「どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター」(運営 ベテリナリアンズシナジー株式会社)は、2026年10月6日、同院にかかる症例を対象とした「リハビリテーション科」を9月より新設したと発表した(参照:どうぶつの総合病院「お知らせ」)。「どうぶつの総合病院 専門医療&救急センター」は、埼玉県川口市で、高度二次診療および年中無休の救急医療を提供している。

リハビリテーション科主任には、米国獣医スポーツメディスン&リハビリテーション専門医(DACVSMR)の資格を持つ塩満佐矢香 獣医師が就任した。国際水準の質の高いリハビリテーション医療を提供する。リハビリの土台となる「疼痛管理(痛みのコントロール)」に注力し、痛みを和らげながら安全に運動機能を高める個別プログラムを立案していく。将来的には地域のかかりつけ動物病院からの「リハビリ直接紹介受入」も段階的に拡大して行く予定。

・塩満佐矢香先生 コメント

アメリカでリハビリテーションに出会った際、治療を受ける動物たちが「今日も来たよ!」と嬉しそうに通院してくる姿を見て強烈な衝撃を受けました。人が入院した際ずっとベッドに寝かせたままにしないのと同様に、私が目指すのは入院中からの早期介入を含めた、動物を「寝かせたままにしない医療」です。

リハビリテーションは決して「歩けなくなってから始めるもの」ではありません。関節を動かし、人に触れられ、マッサージを受けることは、機能回復だけでなく動物たちの精神面(メンタル)にも大きなプラスとなります。一番近くで支える飼い主様も大切なチームメンバーです。

当院だけで患者さんを完結して抱え込むのではなく、専門的な診断や高度治療を行ったうえで、地域の動物病院様やご家庭へ安全にケアのバトンをつないでいく「リハビリの拠点」を目指します。そして将来的には次世代の専門人材を育て、日本全国に質の高いリハビリテーションを普及させて動物たちのQOL(生活の質)を上げていく-それが私の大きな目標です。