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ベーリンガーインゲルハイムは、2026年7月15日、2026年上半期の業績を発表した(参照:Boehringer Ingelheim GmbH「Press Release」)。
「ジャディアンス」(一般名:エンパグリフロジン)の需要拡大と、新製品の順調な上市を背景とした米国での力強い成長に牽引され、2026年上半期も継続的な売上成長を達成した。グループ全体の売上高は158億ユーロ(前年同期比16.2%増)であった。
アニマルヘルス事業の2026年上半期の売上高は26億ユーロ(前年同期比0.4%増)となった。これは、複数の国での消費者の価格意識や動物病院の受診件数の減少を背景に、アニマルヘルス市場の成長が緩やかになっていることを反映している。
2026年においては、乳牛の乳房炎予防をさらに進展させる新たなワクチン「LENZELTA」を欧州の複数の国で上市した。また、犬の心雑音検出を支援するAIベースのソリューションである「Eko Vet+| CANINEBEAT AI」は、米国、英国およびドイツで導入された。さらに、本年初めに米国食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可(EUA)を取得したことを受け、米国におけるラセンウジバエ症(New World screwworm)をはじめとする新興動物疾病への対応支援も継続して行っている。
アニマルヘルス事業においても研究開発パイプラインは着実に進展しており、感染症、非感染性疾患および寄生虫駆除の各領域で有望な開発候補品を有している。これは、ペット、馬およびライブストック(畜産動物)分野における将来のイノベーションを支える確固たる基盤となっている。