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■牧場データをAIエージェントから扱える「Farmnote MCP」を開発 ファームノート

2026-07-17 17:52 掲載 | 前の記事 | 次の記事

日昭牧場での使用例

株式会社ファームノートは、2026年7月16日、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」に蓄積された牧場データを、AIエージェントがオープンな標準規格「MCP(Model Context Protocol)」を介して扱えるようにする仕組み「Farmnote MCP」を開発したと発表した(参照:株式会社ファームノート「プレスリリース」)。

MCPは、主要なAIが対応を進めるオープンな業界標準。牛群管理システムがこれに対応した事例は、商用サービスとして世界で初めての取り組みとのこと。

同社はこれを「Work with Farmnote AI」の実践と位置づけ、まず中標津町の自社牧場(運営:株式会社ファームノートデーリィプラットフォーム)で実証を進めるとともに、プレビュー版の提供を順次開始していく。

MCPは、AIエージェントと、外部のシステムやデータを安全に接続するためのオープンな標準規格。「AIのUSB-C」とも呼ばれ、サービスごとに個別の作り込みをしなくても、さまざまなAIから同じように接続できる。

今回開発した「Farmnote MCP」は、ChatGPTやClaudeなどから直接「Farmnote Cloud」の牧場データにアクセスできるようにするもの。これにより、Farmnote Cloudの画面を操作しなくても、使い慣れたAIから自らの牧場のデータを参照・分析できるようになる。

これまで画面操作や知識が必要だった分析を、AIとの対話によって行うことができるようになる。実証では、次のような活用が始まっている。

  • 注意すべき牛の抽出(例:「今週、繁殖で注意すべき牛は?」とAIに尋ねる)
  • 日次・週次レポートの自動作成
  • 使用者自身による独自ダッシュボード・アプリの作成

実際に、「Farmnote Cloud」を利用の日昭牧場では、「Farmnote MCP」を介してAIと対話しながら、乳量・繁殖・分娩・販売から現場用サイネージまで、経営の各領域のダッシュボードを自身で作り上げている。

「Farmnote MCP」は顧客のAI経営化をサポートするための第一歩として、蓄積された牧場データをAIが活用するための「入口」にあたるとのこと。現在は、一部の顧客にプレビュー版として限定的に提供されている。活用パターンを見極めながら、正式な製品提供に向けて準備を進めている。提供時期・料金は未定。

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