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■どうぶつの総合病院前に「動物病院専用の門前薬局」誕生

2025-06-17 15:43 掲載 | 前の記事 | 次の記事

どうぶつの総合病院 専門医療&救急センターは、2025年6月16日、病院敷地内に株式会社12薬局を誘致し、動物病院専用の門前薬局「12薬局どうぶつの総合病院前局」を開局し、2025年7月より連携を開始すると発表した。

同取組みは、国家資格化された愛玩動物看護師制度の変化を受け、薬剤師と連携した調剤体制を構築することで、動物たちへのより安全かつ正確な医薬品提供を目指すもの。これまで通り、処方は獣医師が行い、調剤業務において薬剤師の専門性を活かす。

薬剤師の新たな活躍の場を創出するとともに、動物医療における持続可能な体制づくりのモデルケースも目指す。

同院は動物専用調剤薬局導入の主なメリットとして以下を挙げている。

  • 薬剤師との連携による調剤体制の強化で、安全性・正確性が向上
  • 診察から薬の受け取りまでがスムーズに
  • 飼い主の待ち時間を短縮、負担を軽減
  • ドライブスルー対応で、利便性がさらに向上

§薬局概要

  • 名称:12薬局 どうぶつの総合病院前店
  • 所在地:埼玉県川口市石神815 どうぶつの総合病院駐車場内
  • 開局日:2025年7月(予定)
  • 営業時間:10:00~17:00(予定)

また、株式会社12薬局も同日、プレスリリースを配信し、薬局の特徴を次のように発表している。

  • 動物用医薬品に精通した薬剤師が常駐し、院外処方せんに対応
  • 免疫抑制剤・抗がん剤など高難度薬剤を常時在庫し、特殊製剤にも対応
  • 日本初のドライブスルー受取で、車から降りずに薬を受領