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アニコム損害保険株式会社は、2025年4月24日、毎年恒例の「犬の熱中症週間予報」「猫の熱中症週間予報」の配信を開始した。
これはペットの熱中症の予防啓発を目的としている。
各予報はアニコムグループのInstagram、X、Facebookにて、毎週木曜日に配信される予定。
犬と猫の「熱中症週間予報」は、株式会社ライフビジネスウェザーとアニコム損害保険株式会社が独自に開発した熱中症指標をもとに作成。犬と猫それぞれの体高や代謝などを考慮した指標と1週間分の気象予報から、全国主要10都市の熱中症注意レベルを「やや注意」「注意」「警戒」「厳重警戒」の4段階に分け、それぞれ犬と猫のイラストで表示してある。予報は9月末まで続けられる予定。
同社は、2024年1~12月の保険金請求データから熱中症の月別診療件数を集計し、その結果も発表した。2024年の熱中症の診療件数は、犬は1,453件、猫は171件であった。
2024年の夏の平均気温は、1898年の統計開始以降、最も高かった2023年と並ぶ記録的な暑さだったこともあり、犬と猫あわせて7月に541件・8月に385件の熱中症による診療が発生している。
一方で例年と同様に、4月頃から診療件数が増加する傾向も見られ、5月は4月の2倍以上の件数となっている。
暑さに体が慣れていない4月~5月、梅雨が明けて本格的な暑さが始まる7月~8月は特に注意が必要。