HOME >> JVM NEWS 一覧 >> 個別記事
共立製薬株式会社は、2025年3月27日、犬の心臓病スクリーニングキット「チェックマンNT-proANP」のグローバル展開を視野に入れ、Western Veterinary Conference(米国時間3月2日~5日に開催)に出展したと発表した。
「チェックマンNT-proANP」は、2024年11月に販売を開始した商品。「チェックマンNT-proANP」は、「僧帽弁閉鎖不全症」の心房負荷を直接反映するNT-proANPが測定できる世界初の犬用の心臓病スクリーニング検査キットで、動物病院内で20分と短時間で、かつ簡単に検査できる。
WVCへの出展により、米国ではX線検査やエコー検査などにかかる費用が日本の2~3倍するなど、飼い主の動物医療にかかる経済的負担が大きく、同キットによるスクリーニングの需要が高いことがうかがえる結果が得られたとのこと。
Western Veterinary Conferenceは、毎年ラスベガスで開催される米国最大の獣医学会議の1つで、今回で97回目。学術講義、実践的なテクニカル演習、最新情報を共有する企業ブースなど含め、数百の学習機会が提供されるイベントで、世界中から2万人を超える業界関係者、600社を超える関連企業が出展している。