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国際協力機構は、2025年3月21日、JICA海外協力隊の2025年春募集の受付を開始した。
- 応募受付:2025年3月21日(金)~5月9日(金)正午(日本時間)
- 詳細・受付:https://www.jica.go.jp/volunteer/
■一般案件 長期派遣
- ネパール 国立ワクチン生産研究所
家畜用ワクチン製造、特にCSF、LSD、家禽混合ワクチンにおける組織培養の技術に関する助言、支援を行う。配属先の人材育成に向けた標準作業手順書の開発を支援する。獣医師 修士(畜産学)、実務経験10年以上。ワクチン生産にかかる実務経験が必須。 - キリバス 農業畜産局家畜動物健康課
動物・家畜に医療サービス、防疫に必要な医薬品の調達・管理体制構築を助け、人畜共通の疾病や家畜の病疫対策の構築を支援するとともに、配属先参加の普及員の育成指導や農民への訓練などに協力する。獣医師、大卒(獣医学)、実務経験、20~45歳。 - ウガンダ ムバララ地域農業調査開発研究所
農業分野の研究・技術開発を行う農業・畜産・水産省国家農業研究機構の研究所で、家畜の疾病対策研究、検査支援、またフィールドでの防疫体制整備に関する助言等を行う。獣医師、実務経験3年以上。獣医学分野の研究経験、研究室での各種分析業務経験があると良い。20~45歳。
- ブータン 国立家畜栄養研究開発センター
国立家畜栄養研究開発センターのラボラトリーで家畜飼料の検査、分析を行い、飼料の安全性について助言を行う。同僚に高速液体クロマトグラフを使用した検査方法を指導する。大卒、実務経験3年以上。HPLCを用いた検査経験は必須。家畜飼料の検査経験は必須。20~45歳。 - ネパール 国立家畜改良事務所
ウシ・水牛の人工授精用凍結精液の生産性、質の向上を支援する。全国の人工授精技術者および農民を対象とした研修内容の改善に関する助言も期待される。大卒(畜産学)、実務経験5年以上。畜産学または獣医学の学位必須。 - ネパール 国立動物飼料・家畜品質管理研究所
家畜用飼料や飼料サプリメントの栄養分析や品質管理かかる助言、支援を行う。配属先の人材育成に向けた標準作業手順書の開発を支援する。修士(化学)、実務経験5年以上。分析化学の実務経験が必要。 - ニカラグア INATEC 農牧林業課
国家技術庁(INATEC)の農牧林業課で、関連する技術指導センター(全国18か所)で実施される、主に畜産業を対象とする職業訓練コースの改善や教員の指導力向上のための活動を行う。家畜人工授精師、大卒(畜産学)、実務経験5年以上。 - パナマ バル―職業技術高等学校
中高等職業訓練技術学校の高等部農業科で、農業技師である現地教員らと、家畜の効果的な飼育・生産管理技術や、新たな技術に関する知識の共有、交流を行いながら、生徒に対する授業や実習の質向上のサポートを行う。大卒(畜産学)、20~45歳。 - ボツワナ トゥト・ボスワ リハビリテーションセンター
NGOで、学習障害や知的障害を持つ若者に職業訓練として家畜飼育を中心に指導する。同僚とともに飼育設備のメンテナンスや業務スケジュールの作成、飼料の配合や繁殖計画の作成も支援する。専門学校卒または大卒(農学系・畜産系)、実務経験2年以上。 - ザンビア ミンドロ・エキュメニカル・ファンデーション
キリスト教超教派団体が実施している農業技術研修で畜産分野の講義を担当し、農場の家畜管理とその生産向上に取り組む。大卒(畜産学)、実務経験3年以上、20~45歳。 - ザンビア 天然資源開発短期大学
学生に向けた動物科学の理論、実践的な知識と技術の指導を行う。牧場の適切な運営・管理を行い、家畜および搾乳量の増産も期待される。大卒(畜産学)、実務経験2年以上。
- フィリピン 農業省フィリピン水牛センター(PCC)本部
水牛乳や肉類の製品化を促進し、付加価値を加えることで、農家の収益向上を目指す。ジェラートや乳飲料といった既存製品の品質改善、製造過程での衛生管理や加工技術の提案、チーズやジャーキーといった新製品の試作に協力する。大卒、実務経験2年以上。農学、畜産学等、食品加工関連の専攻が必須、乳製品の開発実務経験が必要。 - ブータン ブムタン県庁畜産部門
県内に9つある乳製品加工施設を訪問し、現状把握および課題抽出を同僚と共に行う。同施設で加工可能な、付加価値のある新製品の開発支援および既存製品の品質向上のアドバイスが求められる。大卒(畜産学)、実務経験5年以上、20~45歳。 - ウガンダ ビショップ・スチュアート大学(BSU)
より効果的で理解深化に繋がる実習方法を提案し、学科生の知見を高める実習の補助を行う。大学が実施する近隣の農家を対象にしたコミュニティ開発実習の支援も行う。大卒(畜産学)、現地での調査・研究経験があると良い - ザンビア カシシ農業研修センター
農業研修センター内の乳製品加工部門で、配属先同僚に対し乳製品加工に関する指導、小規模農家に対する研修を行う。畜産部門における乳牛の搾乳に対する指導や牛群の管理支援にも取り組む。大卒(畜産学)、実務経験3年以上、20~45歳。
- ブータン 国立畜産研究センター
養蜂の管理方法や女王バチの育成、病害対策、ハチミツの品質向上などの研究を同僚と共に進める。養蜂家に対する技術指導に加え、養蜂マニュアルの改訂やハチミツを利用した加工品開発などが期待される。大卒(畜産学)、実務経験5年以上。
■シニア 長期派遣
- モンゴル 国立生命科学大学畜産・バイオテクノロジー学部
同僚や学生に対して食肉または乳製品の加工技術・製品開発への指導・助言を行う他、専門的な経験から新製品開発を支援する。修士(畜産学)、実務経験15年以上。畜産または乳製品の加工技術の専門性が必須。経験は食肉または乳製品どちらか15年が必須。