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■肉用鶏の衛生水準の向上等に関する検討会の中間取りまとめ 農林水産省

2025-03-24 17:49 掲載 | 前の記事 | 次の記事

農林水産省は、2025年3月14日、「肉用鶏の衛生水準の向上等に関する検討会の中間取りまとめ」を公表した(参照:農林水産省「プレスリリース」)。

検討会は、カンピロバクター食中毒対策を目的として開催されたもので、消費・安全局食品安全政策課が担当している。

以下の対応の方向性が示されている。

・技術面の課題への対応

データに基づく科学的根拠による低減対策を推進するため、産官学が連携した調査実施体制(協議会)の構築フードチェーンを通じた定量データの収集対策に資する管理手法の明確化及び簡便な検査手法の確立調査結果等の生産現場への活用

・社会の意識向上の面の課題への対応

フードチェーン全体の衛生に関する取組の環境醸成を推進するため、生産者・食品関連事業者による衛生に関する取組の社会に向けた発信(自主取組宣言の仕組の構築)「自主取組宣言」運動の展開による食品安全意識の社会への定着

・情報発信の面の課題への対応

効果的な情報提供に基づく行動変容を推進するため、食肉の生食での喫食頻度が高い年齢層(20代から30代)を対象とした取組

小中学生を対象とした取組

飲食店従業員への教育に係る取組