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ゾエティス・ジャパン株式会社は、2025年1月23日、牛用抗菌剤「ドラクシンKP」を新発売すると発表した。
「ドラクシンKP」は、「ドラクシン」の効果を継承し、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)であるケトプロフェンの解熱効果が加わった注射剤。
「ドラクシンKP」の使用禁止期間は食用に供するためにと殺する前24日(ドラクシン53日)、開封後の使用期限は56日(ドラクシン28日)とより使いやすくなった。ケトプロフェンの即効性が加わったことにより、治療早期から優れた効果を発揮する。
- 成分・分量:
- ツラスロマイシン 1mL中100mg(力価)
- ケトプロフェン 1mL中120mg
- 有効菌種: マンヘミア ヘモリチカ、パスツレラ ムルトシダ、ヒストフィルス ソムニ、マイコプラズマ ボビス
- 適応症:発熱を伴う牛の細菌性肺炎
- ただし、生後13月を超える雌の乳牛(食用に供するための搾乳がされなくなったものを除く)を除く
- 用法・用量:体重1kg当たりツラスロマイシンとして2.5mg(力価)およびケトプロフェンとして3mgを単回皮下注射する
- 使用禁止期間:食用に供するためにと殺する前24日間
- ただし、生後13月を超える雌の乳牛(食用に供するための搾乳がされなくなったものを除く)を除く
- 貯法:密封容器、室温保存
- 包装:50mL、100mL(褐色ガラスバイアル入)
- 注意点:第一次選択薬が無効である症例に限り使用する。