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■新製品 牛用抗菌剤「ドラクシンKP」ゾエティス・ジャパン株式会社

2025-01-31 17:14 | 前の記事 | 次の記事

「ドラクシンKP」

ゾエティス・ジャパン株式会社は、2025年1月23日、牛用抗菌剤「ドラクシンKP」を新発売すると発表した。

「ドラクシンKP」は、「ドラクシン」の効果を継承し、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)であるケトプロフェンの解熱効果が加わった注射剤。

「ドラクシンKP」の使用禁止期間は食用に供するためにと殺する前24日(ドラクシン53日)、開封後の使用期限は56日(ドラクシン28日)とより使いやすくなった。ケトプロフェンの即効性が加わったことにより、治療早期から優れた効果を発揮する。

  • 成分・分量:
  • ツラスロマイシン 1mL中100mg(力価)
  • ケトプロフェン 1mL中120mg
  • 有効菌種: マンヘミア ヘモリチカ、パスツレラ ムルトシダ、ヒストフィルス ソムニ、マイコプラズマ ボビス
  • 適応症:発熱を伴う牛の細菌性肺炎
  • ただし、生後13月を超える雌の乳牛(食用に供するための搾乳がされなくなったものを除く)を除く
  • 用法・用量:体重1kg当たりツラスロマイシンとして2.5mg(力価)およびケトプロフェンとして3mgを単回皮下注射する
  • 使用禁止期間:食用に供するためにと殺する前24日間
  • ただし、生後13月を超える雌の乳牛(食用に供するための搾乳がされなくなったものを除く)を除く
  • 貯法:密封容器、室温保存
  • 包装:50mL、100mL(褐色ガラスバイアル入)
  • 注意点:第一次選択薬が無効である症例に限り使用する。