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■新製品 愛犬と地球にやさしい国産ドッグフード「オーシャンハーベスト」オーシャンリペア株式会社

2024-12-09 18:24 | 前の記事 | 次の記事

「オーシャンハーベスト」

立命館大学発スタートアップのオーシャンリペア株式会社は、2024年9月1日より、高栄養価ドッグフード「オーシャンハーベスト」をECサイトと一部店頭で新発売した。日本の海洋環境を破壊する「磯焼け」の原因の一つである食害魚を有効活用したもの。

磯焼けとは海中の藻場の著しい減少を指す。原因の一つにイスズミやアイゴなど海藻を食べる魚の増加が挙げられる。伊勢エビやアワビなど様々な海産物が育つ藻場の減少は、日本の水産資源の減少につながる。また、水中のCO2を吸収してその削減に貢献する藻場の減少は、地球温暖化が加速する要因となる。

イスズミやアイゴは植食性魚類で栄養価が高い一方、臭いや加工の手間から人食用に不向きで、網に掛かっても放流され、海からほとんど減らないのが現状。そこで、イスズミ・アイゴの扱いに慣れた水産会社と連携して食用に処理し、人でも食べられる安全なドッグフードに仕上げた。

特徴とこだわり:

  • 原料は全て国産。人も食べられる安心品質
  • 長崎県五島市で獲れたイスズミやアイゴの身だけを、市内の水産会社で新鮮なうちにすり身加工。九州内の工場に直送し、人用と同じレベルの衛生・品質管理下でドッグフードに仕上げている。配合している穀物やかつお節も含め、原料は全て国産。
  • 消化しやすく愛犬の健康を維持
  • イスズミやアイゴは海藻のみを食べる高タンパク低糖質で、ビタミンDも豊富な白身魚。そのため同商品の脂質成分は8.4%で通常のドッグフードより5~8%低く、愛犬の健康維持にもつながる。また旨みが凝縮されているため、香料や合成酸化防止剤、オイルコーティングなどが不要。
  • 室内飼いの多い日本の愛犬に適した配合
  • 日本の飼育環境は室内飼いが主流で、運動量が不十分な場合も多い。同商品のタンパク質は多すぎず、少すぎない適量で、総合栄養食(AFFCO基準)に仕上げた。小粒で小型犬でも食べやすく、ふやかしやすいためシニア犬にも適している。
  • 「食いつき」や「体質改善」をモニター調査
  • 「食いつき」に関するモニター調査では、白身魚主体かつノンオイルコーティングでも、92%の飼い主が愛犬の食いつきの良さを実感。また、1ヶ月間の調査では90%の愛犬がフードを継続して食べた。また飼い主の声として、体重の適正化や毛並みや湿疹、涙やけの改善につながったという評価。