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「動物分野における薬剤耐性対策ミニセミナー」は、寄せられた希望に応じ、アーカイブ配信を行うことが決定した。このセミナーは、農林水産省が11月15日に開始、11月25日に5回目を終えたもの。セミナー時間は各回約60分。
- 視聴可能期間:各回、セミナー開催約1週間後~2025年1月13日(月・祝)
- 参加費:無料
- 申込み期限:2024年12月23日(月)
- 申込み:https://forms.office.com/r/nguG2muEr9
アーカイブ配信内容:
【豚×呼吸器病】11月15日開催分
- 農場の飼養衛生管理によるPRDC制御の事例
- 呉 克昌(一般社団法人日本養豚開業獣医師協会代表代行理事)
- 抗菌剤使用適正化に貢献した呼吸器病対策の事例
- 遠矢良平(宮崎県農業共済組合生産獣医療センター養豚生産獣医療課)
- ・豚呼吸器複合感染症(PRDC)とワクチン-抗菌剤に依存しないPRDC対策-
- 平 修(一般財団法人日本生物科学研究所検査部次長)
【水産分野】11月19日開催分
- 水産分野における薬剤耐性(AMR)の情勢について
- 髙橋延之(農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課水産安全班)
- 水産分野における抗菌剤の使用を必要最小限とする魚病対策とその普及啓発活動
- 福田 穣(大分県水産養殖協議会事務局長)
- 海面養殖における衛生管理について
- 原川翔伍(愛媛県農林水産研究所水産研究センター魚類検査室主任)
【愛玩動物×皮膚病】11月20日開催分
- 伴侶動物分野における抗菌剤使用量と薬剤耐性の動向
- 松田真理(動物医薬品検査所動物分野AMRセンター)
- 犬の細菌性皮膚疾患における薬剤耐性の動向と対策
- 伊從慶太(株式会社1sec. 最高技術責任者)
- 動物病院における院内感染対策
- 笹岡一慶(北海道大学大学院獣医学研究院附属動物病院助教)
【乳用牛×乳房炎】11月21日開催分
- 牛乳房炎の診断と治療の考え方~薬剤耐性を考慮した効果的な治療法を模索して~
- 河合一洋(麻布大学獣医学部獣医学科獣医衛生学研究室教授)
- 乾乳期の選択的治療
- 菊 佳男(酪農学園大学農食環境学群循環農学類教授)
【肉用鶏×大腸菌症】11月25日開催分
- ブロイラーにおける大腸菌の薬剤耐性モニタリング
- 細井悠太(動物医薬品検査所動物分野AMRセンター)
- 鶏大腸菌症の病態と最近のトレンド
- 永井寿宗(株式会社ESAC 代表取締役)
- 大腸菌症の発生状況と対策、抗菌剤の慎重使用
- 橋本信一郎(株式会社ウェルファムフーズ防疫対策部会長兼宮城産業動物診療所長)
また、12月にあと2回のセミナーが行われる。セミナー申し込みによって、アーカイブ配信も視聴できる。両回とも参加人数(同時接続人数)は500名となる。
§12月6日(金)19:00~20:00【肉用牛×呼吸器病(前編)】
- 呼吸器病の発生状況について
- 古庄宏忠(農林水産省経営局保険監理官家畜班)
- 薬剤感受性に基づいたBRDCにおける抗菌剤治療
- 加藤敏英(株式会社微生物化学研究所学術課)
- 感染の背景にあるストレスや日和見感染に関する飼養方法に関するアプローチ
- 出口祐一郎(宮崎県農業共済組合生産獣医療センター生産獣医療課)
- 申込み期限:12月3日(火)
§12月9日(月)19:00~20:00【肉用牛×呼吸器病(後編)】
- BRDCワクチンと薬剤耐性対策」
- 荻窪恭明(動物医薬品検査所検査第一部長)
- BRDC対策におけるワクチンの活用
- 岡 章生(株式会社微生物化学研究所動物医薬学術室学術課シニアテクニカルアドバイザー獣医師獣医学博士)
- 申込み期限:12月4日(水)