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アニコム損害保険株式会社は、2024年8月21日、不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する株式会社カナリーと資本業務提携を締結したと発表した(参照:アニコム損害保険株式会社ニュースリリース「ペット保険のアニコム損保、不動産業界のDXを推進するカナリーと資本業務提携を締結」)。
まずは以下3点における協業が想定されている。
- ペット相談可物件への住み替えを軸とした両社サービスの訴求
- ペット相談可物件への住み替えを検討している方に対して、「カナリー」をはじめとする接点を通じて、ペット保険・ペット関連商品やサービスを提案し、ペット保険の普及、および商品やサービス利用拡大を目指す。
- 同時に「アニコム損保」の契約者に対して、部屋探しの際に「カナリー」の利用を提案することを検討する。
- ペット相談可物件におけるより良い部屋探し体験(UX)の提供
- 賃貸物件でペットと暮らす飼い主は、現状では部屋探しに苦労することが多く、ペット相談可物件を見つけづらい、見つけても情報が分かりにくいなどの悩みを抱えている。
- そうした状況を踏まえ、両社の知見やノウハウを活用し、ペットの飼い主に向けた部屋探しをサポートするサービスの開発を検討していく。具体的には、ペットとの暮らしを思い描くのに必要な情報(建築設計・設備、周辺環境など)をデータベース化することで、より良い部屋探し体験の提供を目指す。
- ペット共生型住宅の普及に向けた取り組みの推進
- 「ペットは家族の一員」という考えが広まり、ペットの家族化が進んだことで、「ペット相談可」住宅を超え、人とペットが共に健康で幸せに暮らせる「共生型」住宅が関心を集めている。こうした背景をふまえ、ペット共生型住宅づくりを全国の不動産会社に提案できる体制を共同で構築し、ペット共生型住宅の普及を後押しする。
- 加えて、ペット共生型住宅の更なる普及に向けて、不動産会社や動物病院なども巻き込んだビジネスコンソーシアム立ち上げなども幅広く検討していく。