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森久保CAメディカル株式会社とペットコミュニケーションズ株式会社は、2024年6月18日、WEBショップ「動物ナビ」と動物病院向け電子カルテ「AhmicsV4 Advance(アーミックスV4アドバンス)」を連携するサービスを共同開発したと発表した。
双方のシステムを連携し、診察券から「動物ナビ」に簡単登録する新機能、「動物ナビ」での購入商品を電子カルテAhmicsで閲覧できる機能を同日リリースした。
「動物ナビ」は、動物病院が持つ独自のWEBショップサービスで、会員数は2024年6月1日現在で11万人を突破している。飼い主が専用コードを通して登録することで、動物病院で処方されたフードやサプリをサイトで購入することができ、健康管理に関する独自のコンテンツも閲覧することができる。
「Ahmics V4 Advance」は、動物病院向け電子カルテシステム。中~大規模病院を中心に、病院ごとのニーズに応えるカスタマイズが好評で、多くの採用実績がある。
これまでの「動物ナビ」は、獣医師が購入履歴をもとに飼い主へアドバイスするためにその都度管理画面を開く手間が課題となっていた。この新開発では、「動物ナビを日常的に使っているカルテと連携したい」という多忙な獣医師からの要望に応えたもの。
§動物ナビ会員(飼い主)向けの機能
- 動物ナビへの会員登録が簡単に
- スマホで病院コードを読み取って診察券情報を入力すると、動物病院に登録している住所やペット情報が自動で反映される。より簡単に登録できるようになった。
- 購入商品にペットを登録
- 買い物の際、商品毎にペットを登録する。その登録情報は動物病院に自動で連携され、動物病院がペットについて正確に把握できるようになる。動物病院からのアドバイスや診療の精度が高まることが期待できる。
§動物病院向けの機能
- 「動物ナビ」の購入商品を「Ahmics V4 Advance」で確認
- 「Ahmics V4 Advance」に動物ナビ会員の購入情報を閲覧できるメニューを新設。商品情報・数量や注文頻度を正確に把握できるようになった。カルテから情報を確認できるため、スムーズな診療が可能となり、飼い主へのアドバイスの精度が向上する。
- 「動物ナビ」と「Ahmics V4 Advance」の相互リンクで活用性UP
- 「Ahmics V4 Advance」で管理している情報と「動物ナビ」の管理情報を双方に補完することで活用の幅が広がる。例えば、カルテにメールアドレス情報を持たない運用をしている場合に、「動物ナビ」の情報を利用してメール配信することもできる。
§サービスの利用
- 飼い主の利用
- 「動物ナビ」と「Ahmics V4 Advance」を導入している動物病院で利用できる。動物ナビ会員(飼い主)は「動物ナビ」マイページで利用可能かを確認できる。「会員登録」は無料。
- 動物病院の利用
- 「動物ナビ」と「Ahmics V4 Advance」の両方を申し込む。