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■国際獣疫事務局の理事に沖田賢治先生、コード委員会副議長に村井清和先生、ラボラトリー委員に川治聡子が選出

2024-07-02 16:21 | 前の記事 | 次の記事

農林水産省は、2024年5月31日、フランス・パリで開催された第91回国際獣疫事務局(WOAH)総会において、消費・安全局動物衛生課 課長の沖田賢治先生が理事に、消費・安全局動物衛生課 課長補佐の村井清和先生が陸生動物衛生基準委員会(コード委員会)副議長に、農研機構動物衛生研究部門 動物感染症研究領域上級研究員の川治聡子先生が生物基準委員会(ラボラトリー委員会)委員に選出されたと発表した。

・理事 沖田賢治先生

WOAHの理事会は、WOAH総会議長、副議長、前議長、6名の理事の計9名で構成される。沖田先生は32か国・地域からなるアジア・太平洋地域委員会の推薦を受け、理事に選出された。任期は3年。

・陸生動物衛生基準委員会(コード委員会)副議長 村井清和先生

コード委員会は、議長、副議長(2名)、3名の委員で構成され、口蹄疫、アフリカ豚熱、高病原性鳥インフルエンザ等の家畜疾病が畜産物等の貿易により国際的にまん延することを防ぐための検疫措置や疾病清浄化の要件等に関する国際基準(陸生動物衛生基準、通称WOAHコード)の作成・改正案の策定を行う。村井先生は1期目の貢献が評価され、アジア・太平洋地域委員会の推薦を受け、副議長に選出された。任期は3年。

・生物基準委員会(ラボラトリー委員会)委員 川治聡子先生

ラボラトリー委員会は、議長、副議長(2名)、3名の委員により構成され、重要な家畜疾病の診断方法やワクチン等に関する国際基準(陸生動物の診断およびワクチンに関するマニュアル、通称WOAHマニュアル)の作成・改正案の策定を行う。川治先生は1期目の貢献が評価され、アジア・太平洋地域委員会の推薦を受け、再選した。任期は3年。