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■ニホンザルの出没情報「サルどこネット」が紹介される

2024-06-05 15:20 | 前の記事 | 次の記事

市民ZOOネットワークのメールニュース2024年6月号の「スタッフより…」(スタッフの山田倫太郎さんが記述)においてニホンザルの出没情報「サルどこネット」が紹介された。一部を転載する。

先日、私が通う大学の教授の紹介で、「サルどこネット」の方々とお話をする機会がありました。

「サルどこネット」とは、三重県の「NPO法人サルどこネット」が開設しているサービスです。

これは、野生のニホンザルを目撃した際に、あらかじめ登録した携帯電話から指定の番号に電話することで、野生のニホンザルの出没情報を発信することができるシステムです。

メールアドレスを登録することで、サービス対象地区で野生のニホンザルが発見される度にメールが届きます。

当日の通報の記録やマップは、誰でもWebブラウザhttps://www.sarudoko.net/view/から閲覧可能です。

個人的には、サル以外の野生哺乳類もマップに表示されることがあるので、野生生物マッピングアプリとしても興味深いです。 私の住む地域はサービス対象地域ではないですが、つい見てしまいます。

このシステムは人里に馴れたサルの情報を地域住民に発信するだけではなく、「農作物被害を軽減するためにサルを駆除しても農作物被害が減らない問題」解決策を考えるために、「サルどこネット」があります。